BIOGRAPHY
ヤングブラッド(本名:ドミニク・リチャード・ハリソン)は、1997 年8 ⽉5 ⽇⽣まれ。イングランド中北部のドンカスター出⾝のヤングブラッドは、2 歳の時にギターを初めて手に持ち、10 歳でオリジナルの曲を書き始め、16歳の時には⾃⾝の⾳楽キャリアをスタートさせるためにロンドンに身を移した。
ザ・ビートルズやボブ・ディランなどのアーティストからの影響を受け、⾃⾝の⾳楽的なヴィジョンを明確にした後、2017 年春にデビュー・シングル「King Charles」をインディー・アーティストとしてリリース。その才能をすぐさま⾒出され、同年の夏に⼤⼿レーベルの⽶・ゲフィン・レコード(ユニバーサルミュージック傘下)との契約が決まった。
2018 年にリリースしたデビュー作となるセルフ・タイトルEPでは、ヨークシャー南部にいた時の実体験に基づいた不運な恋愛経験について歌っており、今や彼を象徴する「I Love You, Will You Marry Me」などが収録されている作品。2018 年7 ⽉にアルバム 『21st Century Liability』をリリースした後に、ヤングブラッドはアメリカやヨーロッパで単独のソールドアウト・ショーを敢⾏。これらに加えロラパルーザ、レディング・アンド・リーズ、オースティン・シティ・リミッツ、NXN などの⼤型音楽フェスティバルへ次々と出演する。
2019 年に発表した欧⽶を跨ぐワールドツアー全52 公演はすべてソールドアウト。マシン・ガン・ケリーとトラヴィス・スコットとともにリリースした「I Think Iʼm OKAY」やマシュメロやブラックベアーとリリースした「Tongue Tied」など、数々のビッグ・アーティストらとのコラボ作品でも話題に。
2020年には自身にとって2枚目となるニュー・アルバム『ウィアード!』をリリース。ジャンルを自由に右往左往する音楽性が魅力であり武器であるヤングブラッドは、クイーンからインスピレーションを受けたというハーモニーや、ビートルズのようなコード進行、そしてダンス・パンクやグラム・ロック、ヒップホップにメタルなど、様々な音楽的要素をちりばめた作品を完成させ、他とない音楽性を更に洗練させていった。
現代社会を斜めから見て、異議を申し立てるその反抗的な精神と赤裸々な歌詞、高いファッション性が現代の多くの若者に共感と支持を得ているヤングブラッドは、“ネクスト・アークティック・モンキーズ”と米メディアで称される、次世代を担う若きロック・スターだ。オルタナティヴでパンクなポップ・センセーションの幕開けだ!