<レポート>熊本地震復興応援コンサート

2017.04.19 TOPICS

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2017年4月18日、由紀さおりと安田祥子による「熊本地震復興応援イベント ことしの春風、熊本へ 由紀さおり 安田祥子 童謡コンサート」がきゅりあん(品川区立総合区民会館)で開催されました。

 これは、2016年4月14日以降に熊本県を襲った地震からの復興を応援するために開催されたコンサート。2016年7月12日に熊本県阿蘇市を訪れ、「阿蘇の夏空へ」と題されたコンサートを行っていたご縁で、今回は阿蘇市の後援のもと、熊本県の復興を東京でアピールするためのコンサートが実現しました。会場では、来場者全員に童謡・唱歌5曲を収録したCD「こころに帰る歌たち」が無料配布されました。

コンサートは、開演前に阿蘇市の佐藤義興市長が挨拶。その後、ふたりのコンサートのテーマ曲である「あしたへ贈る歌」でステージをはスタートしました。全曲グランドピアノの伴奏のみによるコンサートの曲間では軽妙なトークで観客を笑わせつつも、熊本地震から1年が経ったことや、この日の会場で売られていた熊本県産の商品について触れることも忘れていません。

 そして、リクエストコーナーで応援に駆けつけたのが、熊本県PRマスコットキャラクターのくまモン。400曲のレパートリーの中から、まず「五木の子守唄」がリクエストで歌われ、リクエストコーナーはくまモンが一緒に踊るステージとなりました。由紀さおりはくまモンを見ながら、「おいくつなのかしら……私たちと同じで年齢不詳ね」と会場の笑いを誘っていました。

 リクエストコーナーの最後には、由紀さおり、安田祥子、くまモン、佐藤義興市長の4人で記念撮影。そして、コンサートの最後は「赤とんぼ」で締めくくられました。

アンコールでは、佐藤義興市長も花を持って登場してふたりに贈呈。由紀さおりと安田祥子はともに「お役に立ちたい」と語り、来場者へも感謝の言葉を述べ、喜納昌吉&チャンプルーズの名曲「花~すべての人の心に花を~」を歌唱。アンコールが終わると、由紀さおりと安田祥子は客席へと降り、通路を歩いてファンと言葉を交わしながら去っていっきました。最後までファンと触れ合う姿は、実に由紀さおりと安田祥子らしいものでした。

なお、5月21日には熊本県水俣市で、水俣市の主催でコンサートを開催する予定。これまで以上に人々と寄り添おうとしている由紀さおりと安田祥子の「童謡コンサート」にぜひ注目してください。