クラシック界の“スーパー・トリオ”、ユジャ・ワン×オッテンザマー×カプソンによる室内楽『ラフマニノフ&ブラームス作品集』発売決定!
“スーパー・トリオ”として高い評価を得ているピアニストのユジャ・ワン、クラリネット奏者アンドレアス・オッテンザマー、チェリストのゴーティエ・カプソンによるアルバム『ラフマニノフ&ブラームス作品集』が発売されることが決定。「ブラームス:チェロ・ソナタ 第1番 ホ短調 作品38 第1楽章」が先行配信されている。
2021年にドルトムントのコンツェルトハウスで録音された今作は、後期ロマン派室内楽の金字塔であるラフマニノフとブラームスの作品を収録。ソリストとして世界中で活躍している名手3人の息の合った演奏による、ラフマニノフとブラームスのチェロ・ソナタ、ブラームスのクラリネット三重奏曲の貴重な録音となる。
「ラフマニノフがチェロ・ソナタの中で作り出す対話は、とても特別なものです。録音では、ラフマニノフの魂が私たちを包み込んでくれているようでした。」
「ブラームスの2つの傑作におけるブラームスの表現と、クラリネット三重奏曲でのアンドレアスの演奏から、同じような魔法とインスピレーションを感じました。私たち3人の自由な感覚とコミュニケーションをリスナーと共有できるのはとても嬉しいことです。」 ‐ ユジャ・ワン
「ブラームス・トリオのような傑作を録音するのは大きな挑戦でしたが、親しい友人であるユジャとゴーティエと一緒であったからこそ実現できたことだと思います。彼らと一緒にステージに立つのはいつも自然に感じます。」‐ オッテンザマー
「この録音では、全てがとてもスムーズにいきました。そして、空気中にとても貴重で美しいエネルギーが漂っているようでした。」‐ カプソン
3人はこの録音の準備として、ハンブルク・エルプフィルハーモニー、ヴィースバーデン・クアハウス、ラ・グランジュ・オ・ラック、コンツェルトハウス・ドルトムント、トンハレ・デュッセルドルフでこのアルバムの曲目を演奏。ドイツ・デュッセルドルフのライニッシェポスト紙は、彼らの演奏を「これ以上のものはない、理想的なキャスティング」と評している。
『ラフマニノフ&ブラームス作品集』
ユジャ・ワン、アンドレアス・オッテンザマー、ゴーティエ・カプソン
2022年9月2日(金)発売 定価¥3,080
MQA-CD × UHQCD UCCG-45058
<曲目>
ラフマニノフ: チェロ・ソナタ ト短調 作品19
ブラームス:チェロ・ソナタ 第1番 ホ短調 作品38
ブラームス:クラリネット三重奏曲 イ短調 作品114
ユジャ・ワン(ピアノ)
アンドレアス・オッテンザマー(クラリネット)
ゴーティエ・カプソン(チェロ)
録音:2021年7月2日 コンツェルトハウス、ドルトムント