BIOGRAPHY

YOUNG MONEY


オレたちがヤング・マネー


怒濤の勢いでヒップホップ界を席巻しようとしている。エリートMC11名。その名もヤング・マネー(aka Young Mula)。

2005年に創立されたヤング・マニー・エンターテインメント(YME)。創立者は、グラミー賞受賞アーティスト/マルチプラチナム獲得/キャッシュ・マニー・レコーズ社長であるリル・ウェイン。キャッシュ・マニー・レコーズの子会社であるYMEは、ユニバーサル・モータウン・レコーズによって配給される。

リル・ウェインの幼なじみであるマック・メイン。YMEはこの2人によって運営されている。マック・メインはYME所属のアーティストであると同時に、YMEの社長も務めている。その彼とリル・ウェインがみずから選び抜いたレーベル・アーティストが、次の9名である。ドレイク、ジェイ・ミルズ、ニッキー・ミナージュ、タイガ、ガダ・ガダ、SNL(読み:シャネル)、リル・チャッキー、リル・ツイスト、そしてT-ストリーツ。 全員が”ヤング・マニー”なのだ。

ヤング・マニーのデビューアルバム『ウィー・アー・ヤング・マネー』には、今もっとも旬なプロデューサーたちがゲスト参加している。クール&ドレー、ケイン、デヴィッド・バナー、インファマス、チェイスN.キャッシュなど。ゲストアーティストには、キャッシュ・マニーのCo-CEO=ブライアン”バードマン”ウィリアムスや、グッチ・メイン、そしてショート・ドッグなどが参加、アルバムをより多才なものに仕上げている。

『ウィー・アー・ヤング・マネー』からのファースト・シングルは、ロイドをfeat.している「ベッドロック」。ラジオのヒットチャート急上昇中のこの曲は、ケインのProd.で、リル・ウェイン、ガダ・ガダ、ニッキー・ミナージュ、ドレイク、タイガ、ジェイ・ミルズがそれぞれマイクをまわしている。すでにMTVの「Jam of the Week」(週間ヒット・ソング)に選ばれ、MTV2の「Elite 8」の1曲としても選び抜かれた。

群を抜くヤング・マニーの勢い。リル・ウェインのアルバム1000万枚以上の売り上げ、トータル8回のグラミー賞ノミネート。ドレイクのデビューシングル「ベスト・アイ・エヴァー・ハッド」は、ビルボードR&B/Hip-Hop第一位。そのうえに呼び集められたヤング・マニーの多彩なる才能たち。彼/彼女たちの出身地は、ノースにサウス、東から西海岸までと幅広い。年齢はティーンエイジャーから20代半ばまで。これだけ色彩豊かなアーティストたちにも、ある共通点があった。それは、ほんものと呼べる「スター性」と、何者にもおとらない「ストリートでの信頼性」なのだ。


 

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リル・ウェイン:

全米No.1を獲得し、10代から活動しているキャリア豊富アーティスト。
アメリカではアイドル的存在でもありながらリスペクト度がハンパ無い。
今年MTV”Hottest MC’s”をジェイZに続き2位。

 

 

  

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ドレイク:

2009年最も脚光を浴びたアーティストと言ってもおかしくない。リル、ジェイ、カニエ、メアリー等大物アーティストからのフィーチャリング依頼殺到。とにかくリリックとメロディーセンスが特徴の「ヒット製造機」。リルに続きMTV”Hottest MC’s”では新人の中で最も評価の高かった3位。
カナダ出身ラッパーとして記録も塗り替えている。ヤング・マネーと200万ドルで2009年に契約。

 

 

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ニッキー・ミナージュ:

ヤング・マネーの女性MC。リル・キムやフォクシー・ブラウン等を思い出させるセクシー系ハードコアMC。日本のメディアも含めUSで注目されているアーティスト。2010年ブレイクの期待が高い。

 

 

 

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タイガ:
ソロとしてソニー契約アーティスト。ジム・クラス・ヒーローズのフロントマン、トラヴィスの従兄弟。今年の夏来日もあり、ファッション性、ルックスなどがルーペ・フィアスコやファレルと比較されるニュー・ブラッド。

 

 

 

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ガダ・ガダ:

リル・ウェインと長い付き合いであり、一時期リルとビーフがあったものの共にグループを組んだ事もあるアーティスト。

 

 

 

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ジェイ・ミルズ:

ハーレム出身、元SRC所属。カリスマDJ、Kay Slayのミックステープにより才能を認められデビューすることになる。