YMO『TECHNODON』著名人コメント


石毛輝(the telephones / Yap!!!)

素晴らしい。
今でも新しい発見があります。
まりんさんのリマスタリングも素晴らしく、何度も聴いていると音楽に対してのモチベーションが最大限まで高まります。
いちリスナーとしてもミュージシャンとしても最高の気持ちになります。

プロフィール
ディスコ・パンクバンドthe telephonesとエレクトロニックバンドYap!!!のフロントマン/コンポーザー。the telephonesは、今年15周年を迎えツアーやリリースと精力的に活動。Yap!!!は、毎月2日に12ヶ月連続シングルをリリースしている。

小池美波(欅坂46)

YMOさん、『TECHNODON』リリースおめでとうございます。
『TECHNODON』というアルバムは、83年に散開されたYMOさんが、また改めて93年に再生された時のアルバムであると言うことを最近知りました。
このアルバムを初めて聴いた私は、21歳という年齢で感性も未熟でありますが、改めてYMOさんの音楽はいつの時代に聴いても新しさを感じさせる音楽なんだ、と感じました。
『TECHNODON』はポップな曲からドライでクールな曲までと、とても幅が広く、まるでジェットコースターに乗っているような感情になったり、今までに聞いた事の無い様な音もあったりして一つ一つの音を逃せまいと、宝探しをしているような、そんな感覚になりました。
YMOさんの音楽を聴き終わった後の独特な一つのドキュメンタリーを観たような感覚がとても好きです。
改めてYMOさんは何度聴いても飽きないので、私の世代の皆さんにも是非、聴いていただきたいと思います。

プロフィール
1998年11月14日生まれ 兵庫県出身。B型。欅坂46のメンバー。
2015年8月、欅坂46の一期生オーデションに合格。16年4月、1stシングル「サイレントマジョリティー」でCDデビュー。
2017年4月より ラジオ番組『ザ・ヒットスタジオ』(MBSラジオ)の火曜日アシスタントパーソナリティに抜擢され、以来レギュラー出演。
両親の影響で昭和歌謡が大好きという一面を持つ。2019年9月25日 ファーストソロ写真集「青春の瓶詰め」(幻冬舎)を発売。好きな動物はペンギン。

小川真司(映画プロデューサー)

80年代に高校、大学生だった僕にとって、音楽とファッションとヴィジュアルをトータルなコンセプトを全面的に打ち出したYMOは勢いのあった当時の日本のカルチャーシーンを象徴した新しいヒーローだった。やがていけいけの昭和が終わり、『TECHNODON』が平成5年にリリースされた当時、YMO復活の期待もデカすぎて、ん? ちょっと地味? って思ってたのですが、今あらためて聴くと、なんて21世紀的なんでしょう! 音楽的な予言の書だったんですね。やはり僕にとってはSUPERMAN、YMOは!

プロフィール
63年三重出身。早稲田大学法学部卒業。87年にアスミック入社。テレビゲームのプロデュースを経て00年『リング 0〜バースディ 』(鶴田法男監督)で映画プロデューサー・デビュー。『ピンポン』(02年/曽利文彦監督、日本アカデミー賞最優秀作品賞他受賞)、『ジョゼ と虎と魚たち』(03年/犬童一心監督、藤本賞特別賞受賞)、『ノルウェイの森 』(10年/トラン・アン・ユン監督)など数々のヒット作、話題作を生み出す。12年に独立し株式会社ブリッジヘッドを設立。最新作は20年公開予定の『浅田家!』(中野量太監督)。

國崎晋(リットーミュージック取締役)

1970年代末から1980年代初頭にかけて絶大な影響力を誇ったYMO。その範囲は音楽の枠を越えて~と語られることが多いが、こと音楽制作手法において常に最先端だったことはあらためて強調しておきたい。その魅力に取りつかれた私は、1990年にサウンド&レコーディング・マガジンという“音楽制作に特化した雑誌”の編集部に入るとすぐに、メンバーそれぞれにインタビューを行った。そして“残念ながら再結成は二度とないだろうな”と漠然と感じていた。散開後もみな素晴らしい作品を作り続けており、再びYMOをやりたいという気持ちというか必然性が全く伝わってこなかったからである。ところが1992年の末、突然、再生の噂が伝わって来た……青山のビクタースタジオで大量のアナログ・シンセサイザーとともにレコーディング中であると。早速取材を試みるもシャットアウト。関係者から漏れ聴こえる様子に気をもみつつ、散開からちょうど10年となる翌1993年に『TECHNODON』の音が届いた。久々に集った3人が以前と同じような興奮を与えてくれるのか? 不安に満ちながら試聴用カセットテープを再生すると、流れてきたのはウィリアム・バロウズの声とJupiter-8による不穏なアルペジオ。続いてはTB-303とアフリカン・リズムの奇妙な融合、さらにはウィリアム・ギブスンの朗読やイルカの声……。世界的な潮流となっていたテクノやハウスのテイストを取り入れつつ、聴いたことのない音のタペストリーが展開されており、正直、震えた。散開中の10年でそれぞれが培ってきたものが融合し、優秀なスタッフも加わったチーム作業で磨き上げられたそれは、紛れもなくバンドにしか成し得ないサウンドであったのだ。私が今でも一番ひんぱんに聴くYMOのアルバムはこの『TECHNODON』である。リリース当時に取材を行えたという思い入れの強さがあるのは否定はできないが、今回のリマスターで一層の磨きがかかったサウンドを聴くにつけ、個人的な思い入れ以上の、本当に素晴らしいアルバムであることをあらためて確信した次第である。

プロフィール
1963年生まれ。株式会社リットーミュージック取締役。『サウンド&レコーディング・マガジン』編集長を20年間務め、現在は御茶ノ水に開設した多目的スペース「Rittor Base」のディレクター。ライブ配信や立体音響イベントなど、さまざまなコンテンツの開発・制作に取り組んでいる。

小西康陽

『TECHNODON』じつははじめて聴きました。意外と、意外なほど、好印象のアルバムでした。発表当時に聴いていたら、どうだったのかな。
YMOは大学生のときに発売された『ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー』を聴いて熱狂して、中野サンプラザでのコンサートに行ったらソールドアウトで、もうキャラメルママのころの細野さんじゃないんだな、と理解して、大学の友人からファースト・アルバムを借りて、また熱狂して、というような出会いでしたが、『BGM』と『テクノデリック』はよくわからなくて、『浮気なぼくら』でまた好きになって、というところでした。だから『TECHNODON』もよくわからなかったら困っちゃうな、と思っておりました。
第一印象を正直に書くと、テイ・トウワさんや砂原良徳さんの音楽をちょっと連想しました。それって本末転倒? かもしれませんね。そしてこの作品はアナログLPで初体験したかった。というのは、アルバム前半は三人の音楽家がみごとに一体となっていて、ああ、こういう音楽なのか、という揺るぎない感じ。ところが後半は「はっぴいえんど」でいうならサード・アルバムのような、三人のオムニバス盤のような楽しいバラバラ感を堪能できる、つまり『原子心母』や『おせっかい』みたいな感じ。まだ聴き方が足りないですか? もうすこし聴き込んでみたいと思います。

プロフィール
音楽家。’85年、ピチカート・ファイヴのメンバーとしてデビュー。解散後も、数多くのアーティストの作詞/作曲/編曲/プロデュースを手掛ける。’11年、PIZZICATO ONE名義で初のソロアルバム『11のとても悲しい歌』を発表。’15年、セカンドアルバム『わたくしの二十世紀』を発表。
昨年行われたワンマンライヴの模様を収録した実況録音盤『前夜 ピチカート・ワン・イン・パースン』が2020年6月24日にリリースされる。

TeddyLoid(Music Producer / DJ Artist)

この度は『TECHNODON [Remastered 2020]』のリリース、おめでとうございます。
およそ9年前、僕が『galaxias!』という音楽ユニットで柴咲コウさん、DECO*27さんと活動していた際に、高橋幸宏さんにライブを観て頂く機会がありました。
その時高橋さんから「君はどことなく雰囲気が坂本に似てるね。」と言っていただいた事に、当時身震いした事を鮮明に覚えています。
コンピューター・ミュージックの先駆者達であるYMOの中でも、特に坂本龍一さんは同じ日本人として最も尊敬する音楽家の一人です。
2020年代のサウンドシステムでも鳴り続ける、イエローマジックオーケストラ。
リマスターによって新たに生まれ変わった楽曲、僕もDJでプレイさせて頂きたいです。
彼らの「黄色魔術」はいつまでも僕等の心を掴み離してはくれないのだから。

プロフィール
18歳でMIYAVIのメインDJ〜サウンドプロデューサーとして13カ国を巡るワールドツアーに同行し、キャリアをスタート。m-flo、ゆず、香取慎吾、HIKAKIN & SEIKIN、柴咲コウ、DECO*27、たなか、ももいろクローバーZ、Reol & Giga、中田ヤスタカ、KOHH、Crossfaith、米良美一、the GazettE、ちゃんみな、DAOKO、アイナ・ジ・エンド(BiSH)、じん、IA、Kizuna AI他、様々なコラボレーション、プロデュースが国内外で話題に。『Panty & Stocking with Garterbelt』、『ME!ME!ME!』等のアニメのサウンドトラック、ゲーム、CM音楽等も多数手がける。また2016年には海外のSpotifyで最も再生された日本のアーティスト5組 に選出され、2017〜2018年には4カ国13都市に及ぶワールドツアーを敢行。2018年11月にはコラボレーション大作『SILENT PLANET』の完結編、集大成として、2枚のアルバムを連続リリースした。2019年も全米最大のアニメフェス”ANIME EXPO”の前夜祭、”OTAQUEST KICK OFF”のヘッドライナーを務める。アメリカに限らず、アジア、ヨーロッパでのフェス出演を展開し、国内外から注目を集めている。2020年初頭には香取慎吾のアルバム『20200101』に「Prologue (feat. TeddyLoid & たなか)」にて参加、同アルバムはオリコン1位を獲得。順風に帆を上げ続けている。

tofubeats(音楽プロデューサー/DJ)

『TECHNODON』の時ですら3歳の自分は完全にYMOに関しては後追いで、再結成後のこのアルバムはアルバムの中では比較的頻繁に聞く盤ではなかったのですが、今回砂原さんの見事なリマスターでしっかりと向き合ってみて改めてその魅力を感じることができました。むしろDJとしてはこのアルバムこそもっとプレイするべきだったのでは…と反省しております。2020年の今聞いても全く色あせないモダンさ、素晴らしいです。90sバイブスあふれる同発のリミックス盤もお気に入りです。

プロフィール
1990年、神戸市生まれ。中学時代から音楽活動を開始し、高校3年生の時に国内最大のテクノイベント『WIRE』に史上最年少で出演する。その後、『水星 feat.オノマトペ大臣』がiTunes Storeシングル総合チャートで1位を獲得。メジャーデビュー以降は、森高千里、の子(神聖かまってちゃん)、藤井隆ら人気アーティストと数々のコラボを行い注目を集め、2018年に4thアルバム『RUN』を発表。2020年3月にデジタルミニアルバム『TBEP』をリリースした。

TOWA TEI

砂原リマスター盤をSTAY HOMEで聴きながら、YMOの3人がNYに集まった93年の2月以降のNYを想い出してます。

この頃の僕はNYに住んでいて、当時はイチ本場クラブDJとしてイキッた感じで、特にNYハウス通として、「テクノポップオリジネーターのYMOさんがイマドキのテクノを何故に?」とか正直思ったりもしてました。
録音現場に顔を出してみれば、外は寒いし、スタッフは多いし、皆ピリピリしてるし、何故か3人が集まると矢鱈お金の匂いのする怖い現場だなあと思っていました。
ウチらクラブやハウスの人達、ミニマルでコンパクトですから。
という訳で怪物YMOの中の人、ドン3人それぞれとのマンツー想い出を。

●オファーされて最高に嬉しかったリミックス仕事3曲。しかし何を思ったか、教授にスタジオへお越し頂き、「BGMの千のナイフみたいなプロフェットの激しいソロを弾いてください」とリクエストしちゃいました。「YMOのリミックスに教授のソロシンセをオーバーダブ」だなんて。。今でもその時の各テイクは大事に全部DATであります。

●遂にラスボス細野さんとご対面。ディー・ライトは愛聴されてたとの事ですが、今思うと何を考えてたのか、当時よく聴いてた胡散臭いアンビエントつうか自己啓発系カセットを神様への手土産にしました。
今では煎餅とかにしとけば良かったとホント後悔してます。近年細野さんがその話なさっててうん、そのカセット悪くなかった気がするとフォローしてくだすった。
大人、というかやはり神です。

●ある日のスタジオが大雪の日で。家内が、出前は壊滅そうだからと手土産に握ったおにぎりを持って行けと。
その「おにぎりにはとっても救われた」と三回以上、酒の席で懐かしんでくださったのが現会長こと幸宏さんです。
元々は唯一、「幸宏さん」と下の名前で呼ばせて頂いてましたが、今では会長。
まさかその後、一緒にバンドやる事になろうとは、まさかご近所さんになろうとは。
恐縮です。ずっと大先輩です。

前後しますが、テクノドンを聞いた翌年94年に僕はソロデビューしました。
そのタイミングでYMOに会えてた事は、無関係では無いと思います。
人生って、何が起こるか分からないものですよね。
まだまだテクノドンは語れそうなんですけども、1行ならば
「当時よりも今の方が断然好きなYMOのアルバム」です!

プロフィール
1990 年にDeee-Lite のメンバーとして、アルバム『World Clique』で全米デビュー。
現在、9 枚のソロアルバム、3 枚のSweet Robots Against the Machine 名義、METAFIVE のファースト・アルバム等がある。
その他に、2013 年9 月から現在に到るまで、東京・青山にあるINTERSECT BY LEXUS -TOKYO の店内音楽監修。
2017 年、オリジナルアルバム『EMO』をリリース。NHK ドキュメンタリー番組「草間彌生 わが永遠の魂」の音楽を担当。
2018 年、YMO 結成40 周年アルバム「ノイエ・タンツ」企画監修デザインなど。
2019 年、細野晴臣氏50 周年記念ドキュメンタリー映画『NO SMOKING』のキービジュアルを五木田智央氏と担当。
ソロデビュー25 周年を迎える。

ハマ・オカモト(OKAMOTO’S)

YMOがYMOを体現し尽くしたあとに鳴らした、この達観された音。
今も尚、こうも格好良く鳴り響くと、やはり3人の音に寿命はないのだな、と痛感させられました。

プロフィール
1991年東京生まれ。ロックバンドOKAMOTO’Sのベーシスト。中学生の頃よりバンド活動を開始し、同級生が結成したOKAMOTO’Sに加入。
デビュー当時は年間平均100本を超えるライブを展開し、海外公演等も積極的に実施。
ベーシストとしてさまざまなミュージシャンのサポートをすることも多い。
2019年1月9日には8枚目となるオリジナルアルバム「BOY」を発売し10周年イヤーを迎え、6月27日には初の日本武道館ワンマンライヴ「OKAMOTO’S 10th ANNIVERSARY LIVE “LAST BOY”」が開催された。
2020年4月15日には初のベストアルバム「10’S BEST」をリリースなど、ますます加速を続け精力的に活動を続けている。
また、2020年5月11日には自身のムック本、BASS MAGAZINE SPECIAL FEATURE SERIES「2009-2019“ハマ・オカモト”とはなんだったのか?」を発売した。

ホリエアツシ(ストレイテナー)

後の1990年代後期にブレイクビーツやアシッドハウスから影響を受けた世代としては、’90年代初期当時、世界のテクノシーンの先端を追求したであろうサウンドメイクと、YMOならではの遊び心のセンスに興奮を覚えずにはいられない。
今やスマートフォン1台で音楽が作られる、サンプリング主流の時代になって思えば、レコーディング技術がアナログからデジタルに移行し進歩していく過渡期にあって、YMOというグループの存在がいかに可能性を広げ、人力で音楽の革新に挑んできたかを強く思い知る作品だと思う。

プロフィール
幕張メッセ、日本武道館などでのワンマンライブや数々のフェスに出演。大舞台をおおいに沸かせる屈指のLIVEバンド、ストレイテナーのヴォーカル&ギター&キーボード、ソングライティングを担当。
ソロプロジェクト”ent”としても活動し、3枚のアルバムをリリース。
映画「ソラニン」の劇中音楽や鈴井貴之主宰の劇団OOPARTSの舞台「CUT」、ファッションブランドのコレクションテーマ等、様々なフィールドで活躍中。

manaka(Little Glee Monster)

一曲目の再生ボタンを押せば、離陸。
『TECHNODON』は、遠い国へ向かう飛行機の窓から見える、時間ごとに変化する空の色を思い出す。
遊び心とストイックさ、ゆるやかさと、緊迫感。真逆なはずなのに同じ塩梅で共存するYMOのサウンドはやっぱり特別で、憧れです。

プロフィール
2014年メジャーデビュー。リトグリの愛称で幅広い世代から親しまれ、数々のCMやテレビ番組に楽曲が起用されている。3年連続でNHK「紅白歌合戦」に出演。アリーナツアーやアジアツアーを大成功に収め、昨年の全国ツアーは代々木第一体育館3DAYSで幕を閉じた。2020年は5枚目のアルバム「BRIGHT NEW WORLD」をリリース、史上最多公演の全国ツアーを開催する。

水原希子(モデル、女優、起業家)

YMO『TECHNODON』リマスタリング再発売おめでとうございます。私のテクノドンの衝撃と言えば、あの幻のベッドからの記者会見だったんですが、YMOのどの時代のアルバムも全てカラーが違っていて、いつも色んな事を実験的に取り入れながら音楽を作っていく取り組みが変化していくことの楽しさだったり、受け入れる。という事を表現しているような気がします。このアルバムにはリミックス版もあるそうなので、とても楽しみです。

プロフィール
1990年生まれ、アメリカ・テキサス州ダラス出身。2003年にモデルデビュー。ニューヨーク、ミラノ、パリのファッションウィークで様々なブランドのショーに参加し、2017年にニューヨークで開催されたMETGALAにも招待され、ベストルックの一人にも選ばれた。2018年には「Dior Beauty」と「COACH」それぞれで初のアジアアンバサダーに就任するなど、海外からの注目も高い。
女優としては、2010年の『ノルウェイの森』を皮切りに、『ヘルタースケルター』『進撃の巨人』『高台家の人々』などの話題作に参加。また2017年にはThe Weekndの大ヒット曲「I Feel It Coming feat.DahtPunk」のMVに出演、同MVは現在YouTubeでは6億8千万回以上の再生数を記録している。

Rei(シンガー・ソングライター/ギタリスト)

不規則なリズムで瞬きつづける街のネオンのように、イヤホンから流れ出す音楽はわたしをYMOへといざなう。
彼らの脳内に引きずり込まれていくような中毒性。アカデミックでありながら、本能に直接訴えかける心地よさ。
わたしと同い歳のこの作品が、ふたたび世の中にぶっ放たれる高揚感にゾクゾクしています。

プロフィール
卓越したギタープレイとボーカルをもつ、シンガー・ソングライター/ギタリスト。
兵庫県伊丹市生。幼少期をNYで過ごし、4歳よりクラシックギターをはじめ、5歳でブルーズに出会い、ジャンルを超えた独自の音楽を作り始める。
2015年2月、長岡亮介(ペトロールズ)を共同プロデュースに迎え、1st Mini Album『BLU』をリリース。
FUJI ROCK FESTIVAL、SUMMER SONIC、RISING SUN ROCK FESTIVAL、ARABAKI ROCK Fest、SXSW Music Festival、JAVA JAZZ Festival、Les Eurockeennes、Heineken Jazzaldiaなどの国内外のフェスに多数出演。2017年秋、日本人ミュージシャンでは初となる「TED NYC」でライヴパフォーマンスを行った。
2019年11月7作品目となる 4th Mini Album『SEVEN』をリリース。
2020年4月3日に専門学校 モード学園(東京・大阪・名古屋)新CMソングの「What Do You Want?」をリリース。

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