最新作『WHO』に最新ライヴ・アルバムが付いた2CDデラックス盤が本日発売

2020.10.30 TOPICS

ザ・フーの最新アルバム『WHO』(2019)のデラックス・エディション『WHO(2020デラックス)』が本日リリースされた。昨年12月に13年ぶりのスタジオ・アルバムとしてリリースされ全米2位・全英3位を記録、全米で10枚目、全英で11枚目のTOP 10入りアルバムとなり、ファンもメディアも大絶賛を贈った。

このデラックス盤には、ピート・タウンゼントによる「ビーズ・オン・ワン・ストリング」のリミックス・ヴァージョンと、2020年2月に行ったアコースティック・ライヴCD『ライヴ・アット・キングストン(アコースティック・ショー)』が追加されている。

「ビーズ・オン・ワン・ストリング(Yaggerdang Remix)」リリック・ビデオ

 
ピート・タウンゼントは、リミックス・ヴァージョンについてこのようにコメントしている。「私の最初のデモの繊細な感じを、もう一度捕えたかった。スタジオ・ヴァージョンは好きだけど、マイルス・クラークと私とによるリミックスは、この曲の共作者ジョシュ・ハンザッカーが私にシェアしてくれたオリジナルのシンセサイザー・デモに戻っている。ベースはピノ・パラディーノではなくなんと私が弾いていて、本物のドラムの音を抜いてマイルス・クラークがプログラムしたコンピューターのドラム・トラックに戻した。そしてロジャーのヴォーカル・トラックも、より心のこもった最初の状態に戻した。これは同じ曲のより穏やかなヴァージョンだ。なぜアルバム・ヴァージョンよりも穏やかなのかというと、誰もが問題を誰かのせいにしたり、もしかしたら神のせいにもしたいという誘惑に駆られる今の時期に、アルバムから独立して聴かれなければならないからだ。新たに聴く人には、あまりロックじゃない、モダンなインディ・ポップに聴こえてほしいと思っている」

『ライヴ・アット・キングストン(アコースティック・ショー)』は、ザ・フーの伝説のライヴ・アルバム『ライヴ・アット・リーズ』(1970)となったライヴからちょうど50周年の2月14日バレンタインデーに行われた、ザ・フーの今年唯一のライヴの音源が収録されている。

12月4日には『WHO(2020デラックス)』6枚組7インチ・アナログ・ボックスセットもリリースされる。

<商品情報>

『WHO(2020デラックス)』

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