<海外プレス・リリース>ザ・フー/マイ・ジェネレーション~スーパー・デラックス・エディション発売決定!
“老いる前に死んでしまいたい”
THE WHO – MY GENERATION SUPER DELUXE EDITION
ザ・フー/マイ・ジェネレーション~スーパー・デラックス・エディション
未発表曲、デモ音源、別ミックス、リマスター音源、
長文のライナーノート、ピート・タウンゼントによる書下ろしライナー、貴重な写真を満載した80ページのブックレット、貴重なメモラビリア等々を収録したスーパー・デラックス・エディション
CD5枚組、LP3枚組、LP2枚組(通販限定)の3フォーマットでリリース。
CD5枚組は2016年11月18日発売、日本盤の同時発売
(LP3枚組は2017年2月10日に発売予定)
ザ・フーのデビュー・アルバム『マイ・ジェネレイション』がリリースされてから既に半世紀が経過したが、その本能的なパワーは今も些かも失われてはいない。また、本作が10代の若者による究極の反逆宣言であるという事実も不変である。ここに収められた楽曲はこれまでに幾度もカヴァーされており、タイトル・トラックに限っても、オアシス、グリーン・デイ、パティ・スミス、ビリー・ジョエル、アリス・クーパー、アイアン・メイデンら無数のアーティスト/グループによって取り上げられてきた。
1965年当時、ザ・フーは危険なバンドと考えられていた。『マイ・ジェネレイション』のアルバム・ジャケットには英国旗を使用したポップ・アート調のモッド・ジャケットを羽織ったメンバーの姿があるが、このジャケットのあつらえを依頼された仕立屋たちは、この“危険なバンド”からの仕事を引き受けたら、国旗を冒とくしたかどで収監されるのではと、怯えたという。
1965年にロンドン南東部のサリー・ドックで撮影されたジャケット写真に映るメンバーの顔つきや、国家の旗を纏う高慢な態度は『マイ・ジェネレイション』というアルバムの、これ以上ないPRになっている。簡潔かつ挑戦的、そして思春期ならではの不安と若いエネルギーに溢れたジャケットは、このアルバムのサウンドをそのまま表現しているからである。
『マイ・ジェネレイション』は1965年12月にイギリスのブランズウィック・レコーズからリリースされ、アメリカでは1966年4月に『THE WHO SINGS MY GENERATION』のタイトルでリリースされた。プロデュースを担当したのはシェル・タルミーで、彼は、10代のピート・タウウンゼントが敬愛してやまなかったザ・キンクスとの仕事で名声を確立している。
2015年のコンサート・ツアーの中断中に、ピート・タウンゼントは、自身の保管するテープの中から『マイ・ジェネレイション』のために用意した未発表のデモを発見した。そこには彼とザ・フーがその後、一度も顧みることのなかった完全未発表曲が含まれていた。「The Girls I Could Have Had」、「As Children We Grew」、そして「My Own Love」の3曲である。
79曲を5枚のディスクに収録した超大作『マイ・ジェネレイション <スーパー・デラックス・エディション>』には、初めて陽の目を見るこれら3曲に加え、アルバム収録曲の未発表のデモ、未発表の別ミックス・ヴァージョン、新たにリマスターを施されたトラック、ロジャー・ダルトリーとピート・タウンゼントによるオーヴァーダビングを経て新たに作られたステレオ・リミックス・ヴァージョン等が並んでいる。リミックス・ヴァージョンの制作に当たって、ピートは『マイ・ジェネレイション』のレコーディングに使用したものと同じギターとアンプを使用。またロジャーも、当時使ったものと同じタイプのマイクを使用している。
『マイ・ジェネレイション <スーパー・デラックス・エディション>』に付属されたブックレットには、一連の貴重な写真と、ピート・タウンゼント書き下ろしによる洞察力に富んだ率直なライナーノート、さまざまなメモラビリアなどが同梱されている。
今回の”スーパー・デラックス・エディション”について、ピート・タウンゼントは以下のようにコメントしている。
「一連のデモが一つのパッケージに纏められるのは、僕自身によってもとても喜ばしいことだし、52年も前にレコーディングしたテープに耳を傾けるのはすばらしい経験だった。だからみんなにも是非楽しんでもらいたいと思うよ。あのデモはとても無邪気で、純粋で、まっすぐで、そこには一切の虚飾が感じられない。そしてその率直さは自分自身と、周囲の者たちの成長を求めて奮闘する若者の姿を浮き彫りにしている。この連中は実に逞しく、才能に溢れ、若々しく、魅力的だった――本当に最高のグループだったと思うね!」
<商品情報>
ザ・フー/マイ・ジェネレイション<スーパー・デラックス・エディション>
The Who / My Generation
発売日:2016年11月18日発売
価格:5枚組15,000円+税
品番:UICY-78021/5
★日本盤のみSHM-CD仕様
★ハードバック 12 X 12のアルバム・サイズのスリップケース仕様
★輸入国内盤/完全生産限定盤
各CD詳細:
CD 1:オリジナル・アルバム<モノ・ミックス>
・ 2016年最新リマスター
CD 2: オリジナル・アルバム<2014年ステレオ・ミックス>
・ 今回初めてCD(もしくはLP)として発売。2014年にiTunesでは発売済。
・ 2014年にリミックス。ピート・タウンゼントはオリジナル・アルバムと同じギターとアンプを使用。ロジャーも同じタイプのマイクを使用。
・ ピートのホーム・スタジオ及びイエローフィッシュ・スタジオで録音。
CD 3: モノ・ミックス ‐ ボーナス・トラック: 2016年最新リマスター
・ 1曲目~12曲目:1965年~1966年にオリジナルは発売。2002年に再発。
・ 13曲目~23曲目:2000年リミックス、未発表音源
CD 4: ステレオ・ミックス – ボーナス・トラック: 2016年最新リマスター
・ 1曲目~17曲目:今回初めてCD(もしくはLP)として発売。2014年にiTunesでは発売済。
・ 18曲目~21曲目:未発表音源
CD 5: デモ
・ 1曲目: “Maximum R&B”という本に付属の45rpmソノシートで以前発売(2016年リマスター)
・ 2, 4, 6, 7,8 & 11曲目: 未発表デモ
・ 3, 5 & 9曲目: 未発表曲
・ 10曲目: 以前『Scoop』に収録(2016年リマスター)
収録物詳細:
・ ここで初めて公表されるものを含むさまざまな写真を掲載した全80ページの豪華カラー・ブックレットと、貴重なメモラビリアの数々を収録。
・ ブックレットには、デモや、楽曲の制作過程について詳細に語った、ピート・タウンゼント書き下ろしによる洞察力に富んだライナーノート
・ 高い評価を受けている音楽ライター、マーク・ブレイクによる、こちらも書き下ろしとなる解説、ザ・フーのバイオグラファーとして知られるアンディ・ニールによる楽曲解説も掲載。
・ 6大復刻アイテム付
①1965年マーキー・クラブで配られたフライヤー
②ザ・シーン・クラブのメンバー・カード
③ザ・フー・マネージメントの名刺(メンバーの写真付)
④『レディ・ステディ・ゴー』収録への入館証
⑤1966年ギグのポスター(20” x 30” サイズ)
⑥ゴールドホーク・ソーシャル・クラブでのギグのポスター(20” x 30” サイズ)
<日本盤のみ>
★日本盤シングル「アウト・イン・ザ・ストリート」復刻ジャケット付
★英文解説<対訳付>/歌詞対訳付