アーティストのJUJUさんより、ウェイン・ショーターについてコメントを頂きました。
以下、ご紹介させていただきます。

もしもWayne Shorterに出逢わなかったら、私はきっとJUJUとして存在していなかったしもっと違う人生を歩んでいた筈です。
元々ジャズ好きな私を、更なるジャズ好きにしたのがWayne Shorterの「JuJu」というアルバムでした。難しいことはよくわからないけれど、でもあのアルバムを初めて聴いた時に感じた ‘混沌のなかの秩序’のようなものがなぜかとても心地良くて、当時色んなことに悩んではぐちゃぐちゃとしていた私の心を、たちまちスッとさせてくれたことを今も昨日のことのように覚えています。それ以来、アルバムタイトルにあやかって自分のアーティストネームをJUJUにしてしまうくらい大のWayne Shorterファンの私にとって、今回のアルバム「Without a Net」は待ちに待った久々のリリースなのですが、御年80歳にして益々素敵なWayne Shorterのサックスの音色にすっかりやられてしまって、益々Wayne Shorterファンになってしまったことは言うまでもありません。今までもこれからも、日本にいてもどこにいても、病めるときも健やかなるときも、Wayne Shorterは私の精神安定剤として存在し続けるのです。永遠に。