商品紹介
型破りのアンファン・テリブル、ラモーとドビュッシーの対話。
英グラモフォン賞「アーティスト・オブ・ジ・イヤー」(2019年10月)、オーパス・クラシック賞最優秀ソロ・リサイタル賞(2019年10月)、BBCミュージック・マガジン最優秀器楽アルバム賞&年間最優秀アルバム賞(2019年4月)、アイスランド音楽賞最優秀演奏賞&年間最優秀アルバム賞(2019年3月)と前作《バッハ・カレイドスコープ》が大変高く評価され、旋風を巻き起こすピアニスト、ヴィキングル・オラフソンのDG第3弾。
今回も小曲を独自の感性で組み合わせ、ひとつの大きな作品として構成するヴィキングルらしいアルバム。約200年の時を隔てた、二人の革命児、天才的作曲家、型破りのアンファン・テリブルであった、ジャン=フィリップ・ラモー(1683-1764)とクロード・ドビュッシー(1862-1918)の作品を組み合わせ、その対話を通じて作品の真価、その現代性と、類似性を炙り出しています。
フランス・バロック後期に活躍したラモーは、バッハの次に素晴らしい作曲家、とヴィキングルは言います。ラモーは従来のルールを破り、常に未来を志向していました。一方、ドビュッシーは印象派を切り拓いて行った、やはり未来を志向した作曲家でしたが、その音楽はフレンチ・バロックに根差していました。両者とも曲に美しいタイトルをつけた鍵盤の詩人で、新しい音楽を探し求めた兄弟といえます。
2019年12月の日本公演においても、本アルバムから抜粋を演奏し、その絶妙なプログラミング、斬新な解釈と完璧にコントロールされたタッチと音色で聴衆に深い感銘と驚きを与えました。
曲目
[LP1]
● Side-A
ドビュッシー:《選ばれし乙女》L.62から
1
前奏曲
ラモー:
2
鳥のさえずり
3
リゴードン 1, 2 & ドゥーブル
4
ロンドー形式のミュゼット
5
タンブーラン
6
村娘
7
ロンドー形式のジグ 1&2
ドビュッシー:《版画》L.100から
8
第3曲:雨の庭
● Side-B
ドビュッシー:《子供の領分》L.113から
1
第3曲:人形へのセレナード
2
第4曲:雪は踊っている
ラモー:
3
優しい嘆き
4
つむじ風
5
ミューズたちの語らい
ドビュッシー:《前奏曲集 第1巻》L.117から
6
第6曲:雪の上の足跡
ラモー:
7
喜び
8
一つ目の巨人
[LP2]
● Side-A
ラモー/オラフソン:
1
芸術と時間
ドビュッシー:《前奏曲集 第1巻》L.117から
2
第8曲:亜麻色の髪の乙女
ドビュッシー:前奏曲集 第2巻》L.123から
3
第8曲:水の精
ラモー:
4
《第5コンセール》から キュピ
5
《第4コンセール》から 軽はずみなおしゃべり
6
《第4コンセール》から ラモー
● Side-B
1
めんどり
2
エンハーモニック
3
メヌエット 1&2
4
未開人たち
5
ジプシーの女
ドビュッシー:《映像 第1集》L.110から
6
ラモーを讃えて
別バージョン
発売日
2020.03.27
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品 番
483-7701