商品紹介
与謝蕪村の俳句とシューベルトを結びつけたアファナシエフによるライナーノーツも必読!
日本人は“時”を永遠に高める。ドゥルーズによれば、概念こそが哲学者とそうでない人間とを区別し、真に概念の名に値するものだけが、世界全体は無理としても、その一部を包含することが出来るという。それに対し、日本人は、世界を無数の“時”で切り分けていく。“時”は、常に特別扱いを受けるが、そこかしこで、静と動の間で揺れ動く。「水仙よ! その温もりが、いたるところで都の寒さと屹立している」。冬の反対にある夏が、冬を親しく取り巻いている(ヴァレリー・アファナシエフによるライナーノーツより)。
曲目
シューベルト:《楽興の時》 D780(作品94)
1
第1番 ハ長調
2
第2番 変イ長調
3
第3番 ヘ短調
4
第4番 嬰ハ短調
5
第5番 ヘ短調
6
第6番 変イ長調
シューベルト:ピアノ・ソナタ 第17番 ニ長調 D850
7
第1楽章:Allegro vivace
8
第2楽章:Con moto
9
第3楽章:Scherzo: Allegro vivace
10
第4楽章:Rondo: Allegro moderato