2024年11月22日にリリースされるU2のアルバム『How To Dismantle An Atomic Bomb』20周年記念盤の発売に合わせて、「Vertigo」のライヴ映像が公開となった。この映像は、スーパー・デラックス・コレクターズ・ボックスセットに収録される音源「VERTIGO 2005, LIVE FROM CHICAGO」の映像だが、過去にDVDリリースされたもののリマスターされたものになっている。

YouTube: U2 - Vertigo (Live From Chicago, 2005):

 
また、『How To Dismantle An Atomic Bomb』の20周年記念盤のボックスセットに収録される未発表曲＆レア音源集『How To Re-Assemble An Atomic Bomb』について、ジ・エッジによるコメントの翻訳が公開となった。

「『How To Dismantle An Atomic Bomb』に向けたセッションに取り組んでいた時期、バンドはものすごい創造性を発揮していた。スタジオでは、数え切れないほど沢山の曲のアイデアをあれこれ模索していたんだ。初期の僕らに音楽的影響を与えてくれたものを、もう一度捉え直してみようという気持ちになっていたし、また、父親の死を受け入れ - “解体して”乗り越え - ようとしていたボノにとっては、自分自身を深く顧みる時期でもあった。
今回の20周年記念盤に当たり、未発表の秘宝はないかと、僕の個人的なアーカイブを掘り起こしていたら、思いがけない素晴らしいものが見つかったんだ。その中から、僕らの心に強く訴えかけてくる10曲を選んだ。僕らは当時、これらの曲を脇に置いていたんだけれど、今こうして改めて思い返すと、これらをアルバム候補として考えていた当初の直感は正しかったことが分かる。いい所に気付いてたってことだね。
隠れた存在だったこのシャドウ・アルバム（“裏”アルバム: 『How To Re-Assemble An Atomic Bomb』）から得られるのは、新たに発見した生々しいエネルギーや、楽曲から放たれる本能的な衝撃、音が紡ぐ物語、あの当時のある一瞬、一つの部屋に集まって一緒に演奏する4人のミュージシャン達から生まれる探求心と相互作用……これこそ正に、混じり気なしのU2だ」