本日リリースされた新曲 「Atomic City」のミュージック・ビデオが公開。ラスベガス公演は現地時間の今夜開幕
U2が待望の新曲「Atomic City」を本日リリースした。プロデュースはジャックナイフ・リーとスティーヴ・ リリーホワイト、レコーディングはLAのサウンド・シティで行われた。U2は1991年のアルバム『アクトン・ベイビー』の記念公演をラスベガスの新しい球体型のライヴ会場“スフィア”で今夜スタートするが、それに先立ってのリリースだ。
ビデオはベン・クッチンスが監督し、タリク・ミコウとモーメント・ファクトリー・ミュージックがクリエイティヴ・ディレクションにあたった。先週、U2は深夜のダウンタウン・ラスベガスに突如現れ、この曲をサプライズ披露したが、そこは約36年前、ボノ、ジ・エッジ、アダム・クレイトン、ラリー・マレンがあの「I Still Haven’t Found What I’m Looking For(終りなき旅)」のビデオを撮影したのと同じフリーモント・ストリートだった。
U2 - Atomic City
「Atomic City」は、魅力的だった70年代ポストパンク・スピリットへの3分半のオマージュだ。ジョルジオ・モロダーとの仕事でまさにそんな時代の先端を行っていたブロンディから、彼らはインスピレーションと影響を受けたのだという。ボノは言う。「これは僕らから、聴いてくれるみんなへのラブソング。”君のいるところが僕のいくところ”だ」。
アトミック・シティとは、1950年代のラスベガスの愛称。アメリカ全土で核への関心が高まり、ネバダ核実験場に近かったことから、ラスベガス市が原子力観光の中心地として名乗りをあげ、宣伝を行ったことに由来する。
U2が9月29日(金)に開始する『U2:UV Achtung Baby Live At Sphere』は、世界最強のロックバンドが、世界最新鋭の最新会場のオープニングを飾る25日間公演。この野心的な最新プロジェクトが祝うのは、高い評価を得た『アクトン・ベイビー』と、それに伴う『ZOO TVツアー』だ。業界の常識を覆し、新たな定義を作り、最新テクノロジーと革新性を駆使したその画期的なステージによって、以来U2はライヴ・パフォーマンスの限界を常に押し広げるアーティストとしての名声を不動のものにしている。
「Atomic City」は、デジタル配信(通常オーディオ、HDオーディオ、空間オーディオ/アトモス)の他、限定盤7インチ・アナログ、限定盤CDシングルもリリースされる予定。
◆商品情報
「Atomic City」
2023年9月29日(木)配信
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