2004年のニュース
■ボノとルチアーノ・パヴァロッティの共演曲をUK盤シングルにカップリング
『ハウ・トゥ・ディスマントル・アン・アトミック・ボム』からのセカンド・シングルは、アメリカ以外で
は「サムタイムズ・ユー・キャント・メイク・イット・オン・ユア・オウン」がリリースされます。シングルのB-sidesには、ボノとルチアーノ・パヴァ
ロッティ(オペラ界の大御所)の共演による「アヴェ・マリア」のジャックナイフ・リーによるミックスも収録されるそうです。この曲のオリジナル・ヴァー
ジョンは、’03年にイタリアで開催されたコンサート『パヴァロッティ&フレンズ』での共演パフォーマンスの模様を収録したものです。日本盤シングルの収
録曲目は、決定次第お知らせします。
2004.12.22更新
■セカンド・シングルが「サムタイムズ・ユー・キャント・メイク・イット・オン・ユア・オウン」に決定
ニュー・アルバム『ハウ・トゥ・ディスマントル・アン・アトミック・ボム』からのセカンド・シングル
が、アメリカは「オール・ビコーズ・オブ・ユー」に、UKや日本などその他の国は「サムタイムズ・ユー・キャント・メイク・イット・オン・ユア・オウン」
に決定しました。なお、既報の通り、U2は「オール・ビコーズ・オブ・ユー」のビデオ・クリップをすでにニューヨークの街中で撮影済み。そして、「サムタ
イムズ・ユー・キャント・メイク・イット・オン・ユア・オウン」のビデオは、12月13日にダブリンのGaiety
Theatreで撮影されました。この曲は、ボノが今は亡き父親に捧げた曲ですが、ここは、オペラが大好きでテナー・シンガーだったというボノの父が出演
したことがあるという古い劇場。ここを撮影場所に選んだのは、映像にオペラ的な雰囲気を取り入れたかったからだそうです。ビデオのディレクターは、両作品
ともフィル・ジョアノー(映画『魂の叫び』の監督)が担当しました。
2004.12.17更新
■ワールド・ツアーは’05年3月1日の米フロリダ公演からスタート
U2のマネージャー、Paul
McGuinnessが、『ハウ・トゥ・ディスマントル・アン・アトミック・ボム』に伴うU2のワールド・ツアーは’05年3月1日の米フロリダ公演から
スタートすると公表しました。詳しい日程は’05年に入るまで決定しませんが、約10ヵ月間で全115公演を行う予定。3月スタートの全米ツアー以後、6
月からはヨーロッパ・ツアー、秋頃に再び全米ツアー、11~12月は日本とオーストラリア、という予定だそうです。
2004.12.17更新
■ニュー・アルバムが全英アルバム・チャートで3週連続No.1を達成
12月12日付の全英アルバム・チャートで、U2のニュー・アルバム『ハウ・トゥ・ディスマントル・アン・アトミック・ボム』が3週連続No.1を達成しました。また、ヨーロッパ全土を対象としたEuropean
Top 100 Albums Chartでも2週連続No.1を獲得しています。
2004.12.16更新
■「ヴァーティゴ」が第47回グラミー賞3部門ノミネート
ニュー・アルバムからのファースト・シングルとして今年リリースされ、世界中で大ヒット中注の「ヴァーティゴ」が、第47回グラミー賞の次の3部門にノミネートされました。
Best Rock Performance By A Duo Or Group With Vocal
Best Rock Song
Best Short Form Music Video
『第47回グラミー賞』の授賞式は’05年2月13日に、ロサンゼルスのStaples
Centerで開催される予定になっています。
2004.12.09更新
■ニュー・アルバム、全英チャートで2週連続No.1を達成
12月5日付の全英アルバム・チャートで、U2のニュー・アルバム『ハウ・トゥ・ディスマントル・アン・アトミック・ボム』は2週連続No.1を達成しました。世界21ヵ国のチャートでNo.1に輝いたこのアルバムは、ヨーロッパ全土を対象としたEuropean
Top 100 Albums ChartでもNo.1を獲得しています。
なお、12月3日には英BBC 1の人気トーク番組『Friday Night With Jonathan
Ross』に出演。前日の2日にロンドンのBBC TV
Centreで行われた収録では、まず観客の前で「ヴァーティゴ」「サムタイムズ・ユー・キャント・メイク・イット・オン・ユア・オウン」「アイ・ウィ
ル・フォロー」の3曲をライヴ・パフォーマンス。続いてJonathan
Rossとのトークの収録。ボノは、ニュー・アルバムのタイトルが元々は『How To Build An Atomic
Bomb』(つまり”解体法”ではなく”組立法”)だったことを告白。これは、『ガーディアン』紙に掲載された、2人の生徒がインターネットで爆弾の組立
法を知り、実際に作ってしまったという事件の記事が元になったのだそうです。最終的に現在のタイトルになった理由について、ボノは「最終的に、もっとパー
ソナルなタイトルになったんだ。世界情勢が悪くなると、人々は自分が愛する人とより親密になる。今回のアルバムは、そういうアルバムになったからね」と説
明しました。ちなみに、U2がトーク番組に出演するのはとても珍しいことですが、『Q Awards』の授賞式でJonathan
Rossと会い、意気投合したことがきっかけとなったのだそうです。
2004.12.09更新
■バンド・エイド20のPV視聴開始!
U2が参加したバンド・エイド20の「ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス?」のPV視聴を開始しました。
2004.12.06更新
■ニュー・アルバムが英米を含む全世界21ヵ国でNo.1を獲得
12月11日付のビルボード総合アルバム・チャート(The Billboard
200)で、ニュー・アルバム『ハウ・トゥ・ディスマントル・アン・アトミック・ボム』が初登場No.1を獲得しました。通算6回目の全米No.1です。
リリース第1週のセールスは約84万枚、これは、2000年にリリースされた前作『オール・ザット・ユー・キャント・リーヴ・ビハインド』の2倍に近い数
字で、U2史上最高の週間セールスとなっています。同誌は、iPod/iTunesのテレビCMや、ニューヨークの街中でのフリー・コンサート、NBCテ
レビの人気番組『Saturday Night
Live』への出演といったプロモーション活動が、この莫大なセールスに結び付いたと分析しています。これにより『ハウ・トゥ・ディスマントル・アン・ア
トミック・ボム』は、英米チャートで同時No.1を達成したアルバムとなり、U2にとっては5枚目の英米No.1獲得アルバムとなりました。ちなみにそれ
までの4枚は『ヨシュア・トゥリー』(’87年)、『魂の叫び』(’88年)、『ZOOROPA』(’93年)、『ポップ』(’97年)です。
また、アルバムは今週英米を含む全世界21ヵ国ものチャートでNo.1を獲得(オーストリア、オーストラリア、ベルギー、カナダ、デンマーク、フィンラ
ンド、フランス、ドイツ、ギリシャ、アイルランド、イタリア、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、スペイン、スウェーデ
ン、スイス、イギリス、アメリカ)。現在、全世界の出荷枚数は600万枚を超えています(このうちアメリカは250万枚、イギリスは60万枚)。ちなみ
に、『オール・ザット・ユー・キャント・リーヴ・ビハインド』の全世界初回出荷枚数は326万枚で、現在までに1,050万枚のトータル・セールスを記録
しています。
2004.12.03更新
■ニュー・アルバムがUK、アイルランド、オランダのチャートで初登場1位!
11月28日付全英アルバム・チャートで、U2のニュー・アルバム『ハウ・トゥ・ディスマントル・アン・アトミック・ボム』が初登場No.1を獲得。本国
アイルランドでも、11月26日付総合アルバム・チャートで初登場No.1を達成。今年アイルランド国内で、リリース第1週に最も売れたアルバムとなりま
した。
2004.12.01更新
■ニュー・アルバムのリリースを記念してNYの街中で大規模プロモーション
ニュー・アルバム『ハウ・トゥ・ディスマントル・アン・アトミック・ボム』のリリース(英22日、米23日)を記念して、11月22日にニューヨークの街中で大規模なプロモーション・ゲリラ・ライヴを敢行しました。
まずアルバム収録曲「オール・ビコーズ・オブ・ユー」のビデオ・クリップを撮影。荷台に機材がセットされた大型トラックに乗り込んだ彼らは、何度も同曲の
パフォーマンスを行ないながら、マンハッタンの中心地ブロードウェイからタイムズ・スクエアへと移動。これにより、クリスマスの買い物客で溢れていた周辺
の交通は大混乱。驚いて携帯電話で連絡する人、写真を撮る人、トラックを追いかける人と、パニック状態になったそうです。警官に周囲をエスコートされたト
ラックがブロードウェイを走り、上空にヘリコプターが飛び交うその光景は、さながらニューヨーク・ヤンキーズの優勝パレードのようだったということ。
「オール・ビコーズ・オブ・ユー」に加え、ボノはクリスマスの定番ソング「Santa Claus Is Coming To
Town(サンタが町にやってくる)」を歌ったそうです。なお、このビデオの監督は、メンバーの古い友人でもあるフィル・ジョアノーが担当。
その後、トラックはそのままイースト・リヴァーを渡り、ブルックリンのブルックリン橋の下にあるEmpire Fulton Ferry
State
Parkまで移動。ここで夕暮れのマンハッタンの摩天楼をバックに、約45分間のフリー・コンサートを行ないました。公園付近には数千人のファンが集まっ
ていましたが、彼らはU2のオフィシャル・サイト(U2.com)での簡単な告知を見たり、クチコミで知ったのだそうで、最後まで何が起きるのか全く知ら
ないまま集まっていたということです。この模様は、米MTVのコンサート特番『mtvJAMMED:U2』用に収録され、全米では12月10日に放映予定
です。
<フリー・コンサートのセットリスト>
「Vertigo」「All Because Of You」「Miracle Drug」「Sometimes You Can’t
Make It On Your Own」「City Of Blinding Lights」「Original Of The
Species」「She’s A Mystery To Me」「Beautiful Day」「I Will Follow」「Out
Of Control」「Vertigo」(2回目)
2004.11.24更新
■UKの『音楽の殿堂』入りを果たし、ボノが授賞セレモニーに出席
U2が、UKの『音楽の殿堂(UK Music Hall Of
Fame)』入りを果たしました。11月11日にロンドンのHackney
Empireで開催された授賞セレモニーには、U2を代表してボノが出席。彼はロンドンのXFM局に対し、次のようにコメントしました。「殿堂入りした
よ! でも本音を言うと、殿堂入りなんてしたくなかったんだ。僕達が引退するか、死ぬまではね。U2は最先端を行ってるし、現代的だし、以前にも増して社
会的に意味のあるバンドになっているんだから。でも、同じように殿堂入りした人々はリスペクトしている。エルヴィスやボブ・マーリーと一緒だなんて、素晴
らしいよ。セレモニーにはクールな人々が集まって、グレイトな夜だったね」。
なお、今回は他にエルヴィス・プレスリー、ビートルズ、故ボブ・マーリー、マドンナなどが殿堂入りを果たしています。このセレモニーの模様は、11月14日にUKのChannel
4で放映されました。
2004.11.19更新
■「ヴァーティゴ」UK、アイルランド、デンマーク、イタリアでNo.1を獲得!
U2のシングル「ヴァーティゴ」はUK、アイルランド、デンマーク、イタリアでNo.1を獲得しています。オーストリア、オーストラリア、オランダ、ノルウェーでもTOP
5入り。 なお、UKでは、U2にとって「ヴァーティゴ」は5枚目のUK
No.1シングルです。また、UKダウンロード・チャートでは、リリース以後、6週連続No.1となっています。2004.11.19更新
■ボノ、バンド・エイド20に参加
11月14日にロンドンのAir
Studiosで、”バンド・エイド20″によるシングル「ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス?」のレコーディングが行なわれました。このバンド・エ
イド20のプロジェクトは、’84年にリリースされたオリジナルのバンド・エイドの20周年を記念して行なわれたもので、今回はスーダンのDarfur地
区の飢饉の犠牲者救済が目的となっています(収益金は全額Band Aid
Trustに寄付)。レコーディングはオリジナル同様、ボブ・ゲルドフとミッジ・ユーロの仕切りにより進められ、今回はナイジェル・ゴッドリッチがプロ
デューサーを務めました。バンド・エイド20の「ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス?」は、UKで11月29日(日本は12月22日)にリリースされ
る予定ですが、レコーディングの模様を収録したビデオは11月18日の午後6時5分にUKの5つの放送局(地上波)すべてで放映される予定になっていま
す。
ボノはアイルランドからスタジオに駆け付け(当日スタジオに駆け付けた最後のアーティスト)、オリジナル・ヴァージョンと時と同じ一節を歌いました。ボ
ノによると、今回はオリジナルとは違ったアプローチで歌ったのだそうで、「(オリジナルの歌ほど)むき出しの感情で歌っていないよ。今回は、もっとささや
くようなアプローチをとったんだ」ということ。
2004.11.19更新
■「ヴァーティゴ」がUKシングル・チャート初登場No.1を獲得!
11月14日付の最新UKシングル・チャートで、U2の「ヴァーティゴ」が初登場1位を獲得しています。2004.11.16更新
■ニュー・アルバム『ハウ・トゥ・ディスマントル・アン・アトミック・ボム』をYAHOO! MUSICにて先行試聴開始!
U2のニュー・アルバム『ハウ・トゥ・ディスマントル・アン・アトミック・ボム』をYAHOO!
MUSICにて先行試聴開始!45秒のみですが、ボーナス・トラックを除く全曲が聴けます。
2004.11.02更新
■「ヴァーティゴ」PVフル視聴を開始!
U2のニュー・シングル「ヴァーティゴ」のビデオ・クリップのフル視聴を開始。
2004.11.02更新
■iPodのU2特製モデル『iPod U2 Special Edition』を発表
パソコン大手アップルコンピュータが、iPodのU2特製モデル『iPod U2 Special
Edition』を販売すると発表しました。10月26日に行なわれた発表記者会見には、アップル社のCEO、スティーヴ・ジョブズ氏と
共に、U2のボノとエッジが出席。2人は、新曲「オリジナル・オブ・ザ・スピーシーズ」のパフォーマンスも 披露しています。なお、20GB
iPodのU2特製モデルは、黒のボディに赤のクリックホイールというデザインで
、裏面にはU2のメンバーのサインがレーザー刻印されており、約5000曲もの保存が可能になっています。
記者会見の席上、ボノ、エッジ、ジョブズ氏は、それぞれ次のようにコメントしました。
「僕達はオーディエンスに、オンラインを通じて、よりバンドと親密な関係になってもらいたいと思っている。アップルは、それを実現するための力になって
くれるんだ。iPodとiTunesによって、アップルは芸術と商業、技術のクロスロードを作り上げた。それは、ミュージシャンとファンの両者にとって、
素晴らしいことだと思うよ」(ボノ)
「僕にとってiPodとiTunesは、まるで未来の製品のように見えるんだ。誰もが音楽に関われるというのは素晴らしいことだよね」(エッジ)
「U2は世界で最もグレイトなバンドの1つで、彼らと一緒に仕事ができると決定した時には、嬉しさで卒倒しそうになりました。とにかく我々は、U2と共に革新的な製品を作り出したかったのです。そして、U2のファ
ンのみなさんがこの特製iPodを気に入ってくれることを望んでいます」(スティーヴ・ジョブズ)
また、この記者会見では同時に、U2のデジタル・ボックス・セット『The Complete U2』が、iTunesを通じ
てリリースされると発表されました。音楽業界で初の試みとなるこのデジタル・ボックス・セット(ダウンロ
ードで購入)には、400曲以上を収録。U2がリリースしたすべてのアルバムに加え、レア・トラックや未発表
曲も25曲以上収録されているそうで、その中には、U2のオフィシャル・マガジン『Propaganda』の定期購読者
のみが入手できた2枚のCD『Hasta La Vista』と『Melon』の収録曲も含まれているということです。なお、こ
のデジタル・ボックス・セットは、欧米のiTunes Music Storeで11月後半にリリースされる予定です(価格は
149ドル。※ 残念ながら日本では同音楽配信のサービスは開始されておらず、開始時期も未定です)。
なお、このiPod U2 Special Editionは、日本でも11月下旬より、アップルのオンラインストアであるApple
Store (アップルストア、http://www.apple.com/jp/ipodstore/)、アップル直営店、そしてアップル製品取扱販売店を通じて、販売されます。そのほか、商品・発売に関する詳細はアップルコンピュータ社のサイト(http://www.apple.com/jp/)にてご覧下さい。
2004.11.02更新
■「ヴァーティゴ」が米”Modern Rock Tracks Chart”でNo.1を獲得
11月6日付のビルボード”Modern Rock Tracks
Chart”で、U2のニュー・シングル「ヴァーティゴ」がNo.1を獲得しました(先週は2位/5週目)。同様に、同誌”Hot
Digital Tracks Chart”でもNo.1を獲得しています(先週は4位)。なお、同誌総合シングル・チャート(The
Billboard Hot 100)では、5週目で32位まで上昇中です。
2004.11.02更新
■米『People’s Choice Awards』にノミネート
『第31回 People’s Choice Awards』のノミネーションが10月26日に発表され、U2はFavourite
Groupにノミネートされました。アメリカの雑誌『Entertainment
Weekly』などが主催するこの賞は、テレビ、映画、音楽界で活躍した人々を称えるためのもの。一般投票により選ばれる受賞者は、来年1月9日にロサン
ゼルスで開催される授賞式で発表されます(この模様は米CBSテレビが生中継)。
2004.11.02更新
■iPodの新テレビCMが日本でもオンエア開始!
先日お伝えした、U2が協力したiPodの新テレビCM。アメリカに続き、日本でも、昨日10月21日
からオンエア開始となりました。U2はこれまで彼らの曲のCM使用を許可していませんでしたが、今回のCMでは、11月17日にリリースされるニュー・ア
ルバム『ハウ・トゥ・ディスマントル・アン・アトミック・ボム』からのファースト・シングル「ヴァーティゴ」(11月15日シングル発売予定)が使用さ
れ、さらになんとU2メンバー全員が出演し、原色のバックを背にして「ヴァーティゴ」を演奏する彼らのシルエットが映し出されるという、これまでのU2で
は有り得なかったことが実現されています。
2004.10.22更新
■『Top Of The Pops』用にBBCテレビの屋外駐車場でフリー・ライヴを開催
10月15日、英BBCテレビの番組『Top Of The Pops』のために、ロンドンのBBCTV Centre
Studiosの外にある屋外駐車場の特設ステージでフリー・ライヴ・パフォーマンスを行ないました。当日彼らは、ニュー・アルバム『ハウ・トゥ・ディス
マントル・アン・アトミック・ボム』から、シングルの「ヴァーティゴ」のほか、「オール・ビコーズ・オブ・ユー」「シティ・オブ・ブラインディング・ライ
ツ」の全3曲を披露。集まった数百人のファンの中には、徹夜で並んでいた人々もいたそうです。また、この3曲をプレイした数分後にU2はステージに戻り、
予定にはなかった(放送用の収録とは別に)「ディザイアー」「Mystery
Girl」「シティ・オブ・ブラインディング・ライツ」を、雨の中集まったファンのためにプレイしました。ちなみに、この日2回にわたり披露された「シ
ティ・オブ・ブラインディング・ライツ」は、バンド初期の頃に訪れたロンドンと、同時多発テロ発生後の”エレヴェイション・ツアー”ニューヨーク公演にイ
ンスピレーションを得て書かれた曲なのだそうです。ボノは最後に、「来年の夏にまた会おう」とファンに告げて、ステージから去って行きました。
2004.10.21更新
■協力したiPodの新テレビCMの放映がアメリカでスタート
U2が協力したiPodの新テレビCMが、アメリカで10月12日からオンエア開始となりました。U2
のニュー・シングル「ヴァーティゴ」がフィーチャーされたこのCMには、U2のメンバーが黒いシルエットとして登場し、パフォーマンスを行なっています。
なおU2は、10月15日にBBCテレビの人気音楽番組『Top Of The
Pops』に出演し、「ヴァーティゴ」のパフォーマンスを披露する予定になっています。
2004.10.15更新
■「ヴァーティゴ」がUKダウンロード・チャートで初登場No.1を獲得
欧米のiTunes Music
Storeで限定リリースされているU2のニュー・シングル「ヴァーティゴ」が、10月6日付けのUKオフィシャル・ダウンロード・チャート(※)で初登
場No.1を獲得しました。同曲は現在、UK、アメリカ、フランス、ドイツのiTunes Music
StoreでNo.1ダウンロード曲となっていますが、特にアメリカでは、最多ダウンロード記録(ウィークリー)を更新中だということです。また、
10月16日付けのビルボード”Hot Digital Tracks Chart”でも、初登場No.1を獲得しています。
(※)今年9月1日からスタートしたUKオフィシャル・ダウンロード・チャートは、BBCラジオ・ワンが、iTunes Music
Store、OD2、mycokemusic.com、Napsterなど、UKの合法ミュージック・サイトでダウンロードされた曲を集計し、発表してい
るもの。
2004.10.13更新
■UKの音楽雑誌主催『Q Awards』受賞
UKの音楽雑誌『Q』が主催する『Q Awards』の授賞式で、U2がQ Icon
Awardを受賞しました。10月4日にロンドンのGrosvenor House
Hotelで開催された授賞式には、U2のボノとエッジ、エルトン・ジョン、エルヴィス・コステロ、ルーファス・ウェインライトなどが出席しています。
2004.10.06更新
■ニュー・シングル「ヴァーティゴ」パフォーマンス・ビデオをYAHOO!
MUSICで独占先行視聴開始!
本日10月4日(月)より、ニュー・シングル「ヴァーティゴ」のパフォーマンス・ビデオをYAHOO!
MUSICで独占先行視聴開始!フルレングス映像が11月10日発売のCDシングルにエンハンスト収録されるこのビデオのハイライト部分90秒間が10月
11日まで視聴できます。
2004.10.04更新
■ニュー・シングル「ヴァーティゴ」10月4日(月)からラジオ・オンエア開始!
いよいよ10月4日(月)から全国のラジオでニュー・シングル「ヴァーティゴ」のオンエアが始まります。お楽しみに!
2004.10.01更新
■ニュー・アルバムの収録曲目を発表
11月17日日本先行発売予定のニュー・アルバム『How To Dismantle An Atomic
Bomb(原題)』の収録曲が、下記の通り発表されました。なお、現在U2のオフィシャル・ウェブサイトでは、このアルバムからのファースト・シングル
「ヴァーティゴ」のライヴ・クリップ(ダブリンのレコーディング・スタジオでのパフォーマンス)や、最新フォト・セッション時の独占映像などが公開されて
います。
<アルバム収録曲目>
1. Vertigo 2. Miracle Drug 3. Sometimes You Can’t Make It On Your
Own 4. Love And Peace Or Else 5. City Of Blinding Lights 6. All
Because Of You 7. A Man And A Woman 8. Crumbs From Your Table 9.
One Step Closer 10. Original Of The Species 11. Yahweh ※すべて原題
2004.09.24更新
■ライヴ・パフォーマンスの歴史を描いた書籍の発売が決定
U2のライヴ・パフォーマンスの歴史を描いた書籍『U2
Show』が、UKで10月14日に発売されることになりました。Orion社から出版されるこの書籍は、フォトグラファーの Diana
Scrimgeourにより編集されたもので、U2と彼らのステージ・デザイナーのWillie
Williamsが手掛けてきた仕事が詳しく紹介されているのだそうです。なお、販売価格は25ポンド(約5000円)になっています。
2004.09.24更新
■ニュー・シングル「ヴァーティゴ」のビデオ・クリップをスペインで撮影
9月14 &
15日にニュー・シングル「ヴァーティゴ」(日本リリースは11月10日)のビデオ・クリップを撮影しました。撮影はスペインの東海岸、Delta
De
L’EbreonにあるBasin河岸(人気のない砂漠のような場所)で行なわれたそうで、60人のクルーを動員し、ヘリコプターやクレーンを使用した大
掛かりなものとなった模様です。監督を務めたAlex CourtesとMartin Fougerolは、過去The White
Stripesの「Seven Nation
Army」を担当したことで知られており、U2のメンバーと今夏フランスでミーティングを行ない、「ヴァーティゴ」のPVを担当することに決まったといい
ます。厳しい天候の中での撮影時にエッジは、「僕達は雨、強風、それに少しだけ砂嵐の被害にも遭ってるよ。デュラン・デュランのビデオ撮影なんて、セイ
シェル諸島でヨットに乗り、美女達に囲まれてるっていうのにさ」と語っていました。
また、撮影時の天候の悪さから、彼らは2日間で40回以上も「ヴァーティゴ」をプレイしたそうですが、アダムは、「ビデオの撮影っていうのは、時間が掛
かるものなんだよ。でも、シングルのリハーサルをする良い機会になるからね」と語っていました。ちなみにこのビデオは、ほとんどがパフォーマンス・シーン
で構成されるそうです。
2004.09.22更新
■UKの雑誌『Q』が主催する『Q Awards』にノミネート
UKの雑誌『Q』が主催する『2004 Q Awards』のノミネーションが発表となり、U2は<Best Act In The
World Today>にノミネートされました。授賞式は10月4日、ロンドンのパークレーンにあるGrosvenor House
Hotelで開催されます。
2004.09.17更新
■新作は”過去最高のアルバム”!
11月17日に日本先行リリースされる予定のU2のニュー・アルバムのタイトルが、『How To Dismantle An
Atomic
Bomb(原題)』に決定しました。すでにこのアルバムを聴いたU2の関係者は全員が絶賛しているそうで、U2のバイオグラフィの著者であるBill
Flanaganは、「グレイトなアルバムだよ。過去最高のアルバムで、ノックアウト間違いなしさ!」と語っています。なおU2は、ニュー・アルバムに伴うワールド・ツアーを来年開催する予定です。
2004.09.16更新
■ニュー・アルバムのタイトル決定!
ニュー・アルバムのタイトルは『How To Dismantle An Atomic
Bomb(原題)』に決定!11月17日日本先行発売予定です。
2004.09.15更新
■ニュー・シングル「ヴァーティゴ」11月10日リリース!
U2のニュー・シングル「ヴァーティゴ」が11月10日にリリースされます(海外発売日:11月8日)。これは、11月17日日本先行発売予定の11枚目のスタジオ・アルバム(タイトル未定、海外発売日:11月22日)からのファースト・シングルとなります。
「ヴァーティゴ」は、力強いギターと空高く舞うようなヴォーカルに彩られた、U2のエピック・ソング。ダブリンにある、バンドのHanover
Quay Studio にてレコーディング、プロデュースはスティーヴ・リリ-ホワイトが手掛けています。
このシングルには、新曲「アー・ユー・ゴナ・ウェイト・フォーエヴァー?」、クラフトワークのカヴァー「ネオン・ライツ」、「ヴァーティゴ」のジャック
ナイフ・リーによるリミックス・ヴァージョンが収録される。日本盤CDシングルには、海外ではDVDシングルのみに収録されるHanover
Quay Studioでの「ヴァーティゴ」のパフォーマンス映像(ディレクター:リッチー・スマイス)も収録される。
日本盤CDシングルの収録内容は下記の通り。
U2 「ヴァーティゴ」
UICI-5017/¥1,260(税込)/日本特別編集盤
1. ヴァーティゴ
2. アー・ユー・ゴナ・ウェイト・フォーエヴァー?
3. ネオン・ライツ
4. ヴァーティゴ(Jacknife Lee 10″)
5. ヴァーティゴ(Live at HQ / Video)
*2, 3: アルバム未収録曲
**5: 海外盤はDVDシングルのみに収録
2004.09.08更新
■オフィシャル・ウェブサイトでニュー・アルバムの収録曲のタイトルを一部公表
オフィシャル・ウェブサイトで、11月にリリースされるニュー・アルバム収録曲のタイトルが一部公表されました。このアルバムはスティーヴ・リリーホワイトがプロデュース、全11曲が収録される予定で、今回は以下の6曲のタイトルが明らかにされています(すべて原題)。
「Vertigo」
「Sometimes You Can’t Make It On Your Own」
「City Of Blinding Lights」
「A Man And A Woman」
「Yahweh」
「Crumbs From Your Table」
なお、UKの雑誌『Q』の10月号に掲載された記事の中でボノは、アルバムについて、「スペシャルなレコードだと感じているんだ。スタートした頃から僕
達は、U2版『フーズ・ネクスト』(ザ・フーの名作)を作りたいと思っていた。つまり、すべての収録曲に価値があるということで、実際にそのように仕上げ
られたと思っている」と説明しています。
2004.09.01更新
■ニュー・アルバム用の新曲を収録したCDが紛失
U2のニュー・アルバム用の新曲を収録したCDが、7月13日にフランスで行方不明となりました。U2
のオフィシャル・ウェブサイトによると、彼らがニュー・アルバムのジャケット用の写真を南フランスのニースで撮影していた際、このCDが紛失してしまった
のだそうです。CDに収録されている新曲は、まだミックス前の状態だということです。なお、フランス警察は、CDを取り戻すためにすでに大規模な捜査を始
めているそうです。この件に関してエッジは、次のように語っています。「2年間も取り組んできた仕事が、丸いプラスティックのディスク(CD)1枚で持ち
去られたんだ。信じられないかもしれないけど、これは実際に起きた出来事だ。あれは、俺のCDだったんだよ…。」
また、U2のマネージャーであるPaul
McGuinnessは、「今回のアルバムのレコーディングはとても良い状況の中で進行していて、バンドもリリースすることをとても楽しみにしていまし
た。未完成の作品が、間違った誰かの手に渡るようなことになれば、それはとても残念なことです」と語り、Universal Music
Group UKの会長兼CEOのLucian
Graingeは、「我々は、この事態をとても重く受け止めています。紛失したCDは我々の財産であり、できるだけ早く発見できることを切望しています。
フランス警察は、とても協力的に対処してくれています」とコメントしました。
2004.07.23更新
■U2のマネージャーが新作とツアーについてコメント
5月上旬にU2のマネージャー、Paul McGuinness氏がBBC Radio Five
Liveに対し、U2のニュー・アルバムについてコメントしました。これによると、彼らはニュー・アルバムを11月頃にリリースしたいと望んでいるよう
で、このアルバムに伴うワールド・ツアーは来年春頃、全米ツアーからスタートする計画なのだそうです。このツアーは、ニュー・アルバムのキャラクターやプ
ロダクションを明確に表すものになるということです。
2004.05.19更新
■ボノがトライベッカ映画祭の一環としてのフリー・コンサートに出演
5月1~9日、ニューヨークで開催されているトライベッカ映画祭。この一環として、8日にBattery
Parkで開催される恒例のフリー・コンサート(American
Express主催)に、ブラック・アイド・ピーズとヴァン・モリソンが出演することに決定しました。他にMacy
Grayなどが出演するこのコンサートでは、U2のボノが特別な演説を行なう予定になっています。
2004.05.07更新
■新作の制作にプロデューサーのSteve Lillywhiteが新たに参加
現在ニュー・アルバムを制作中のU2ですが、このアルバムの制作に、新たに大物プロデューサーの Steve
Lillywhiteが加わると発表されました。過去Steveは、ファースト・アルバム『ボーイ』(’80年)からサード・アルバム『WAR(闘)』
(’83年)までの3枚のアルバムなど、U2の初期の作品を中心に手掛けており、U2とは久々の作業となります。この件について彼は、ビルボード誌に対
し、「すでにグレイトな曲を数曲聴かせてもらったよ。エッジが、本当に素晴らしいギターをプレイしているんだ」と語りました。なお、昨年から制作されてい
るこのアルバムには、すでにChris Thomas、Daniel
Lanoisといったプロデューサーも起用。U2のマネージャー、Paul
McGuinnessは、「今回のアルバムには、いろいろなプロデューサーを起用しています。すでにChris
Thomasは、グレイトな仕事をしてくれました。再びSteveと仕事ができるのは、素晴らしいことです」とコメントしています。
2004.02.13更新
■米アニメ新番組『The Batman』のテーマ曲をエッジが担当
今年秋からアメリカのワーナー・ブラザーズ・チャンネルで放映されるアニメ新番組『The
Batman』のテーマ曲を、U2のエッジがレコーディングしました。今回放映される新シリーズは、若き日のバットマンのストーリーがフィーチャーされて
いるのだそうです。ちなみに、過去にもU2は、『Batman Forever』(’95年)のサウンドトラックのために、「Hold Me,
Thrill Me, Kiss Me, Kill Me」を提供しています。
2004.02.13更新
■U2の名曲をサンプリングした曲がUKチャート初登場No.1を獲得
LMCが、LMC vs U2名義でリリースしたダンス・トラック「Take Me To The Clouds
Above」が、2月2日付のUK総合シングル・チャートで初登場No.1を獲得しました。この曲は、U2の名曲「ウィズ・オア・ウィズアウト・ユー」
(’87年の『ヨシュア・トゥリー』収録)のベースラインとギター・メロディをサンプリングし、ホイットニー・ヒューストンの「How
Will I
Know」の歌詞を加えたもの。この曲についてアダムは、「ビートがいい曲だから、ダンスしたくなるよね。特にベースラインがすごく気に入っている。
LMCはいい仕事をしたよ」とコメントしています。
2004.02.04更新
■キング牧師の未亡人がボノに『Salute To Greatness Awards』を授与
公民権運動の指導者として知られるマーティン・ルーサー・キングJr牧師の未亡人、Coretta Scott
Kingさんが、U2のボノに対し、『Salute To Greatness
Awards』を贈りました。このアウォーズは、キング牧師の生前の活動にちなんで設立されたもので、今までボノが行なってきた後進国の救済活動やエイ
ズ・チャリティの活動が認められての受賞となっています。本年度の授賞式は1月17日、ジョージア州アトランタのMartin Luther
King Centerで行なわれました。
2004.01.23更新