★ザ・トゥワング来日後記★
大阪、名古屋、東京と日本のファンとのライヴを心底楽しんだザ・トゥワング。サウンド・チェックの時間から片手にビール、ステージ上でもワイン。ブレイク中には煙草。本国イギリスと何一つ変わらぬザ・トゥワング・スタイルでのジャパン・ツアー。大好きな東急ハンズにも大阪到着後誰のサポート無しでお出掛け。名古屋では定番のチキン・ウィング(手羽先)を堪能。東京では六本木のバー、「レッド・シューズ」の開店5周年パーティに参加、朝までご機嫌な時間を過ごしました。
サマソニ来日時では発見出来なかったメンバーのキャラ、役割など簡単にまとめてみましたのでご一読を!
フィル・エスリッジ(Vo): 以外や以外、バンドの中で一番のお洒落は彼。一番無骨で洋服になんて興味なさそうなキャラクターなんですけどね。「イーザー・ウェイ」で着ていたチェックのジャケットは、渋谷にあるネペンテスが”Made In U.S.A.”にこだわり立ち上げたブランド、”Engineered Garments”のもの。東京公演で着ていた半袖のオープン・シャツも同ブランドのもの。日本を発つ際に着ていたニットはヴィヴィアン・ウエストウッドによるカシミア素材のグレイのセーター。日本の最新の携帯にも関心を示し、ヨーロッパで手に入らないと分かるとガックリ。「俺の前でその携帯をみせびらかすなよ」と一言。
サウンダース(Vo): 今回のツアーの「笑顔大賞」は文句無しで彼。会場に足を運んでくれたファンをハッピーにさせてくれました。ザ・トゥワングの最大の魅力であるツイン・ヴォーカル、彼の歌声と笑顔に支えられています!バンドのムード・メイカーとしてツアー中のバンドをさりげなくまとめてくれてます。
ジョン・ワトキン(B): 一見寡黙そうですが、音楽の話になると主導権を握るのが彼。フィルの書く歌詞に絶妙なサウンドを加えるのが役割。スチューもこのコンビに絶大なる信頼を寄せていました。ザ・トゥワングのグルーヴを支えているのは彼のベース・ライン。気にしてなかったな~って方は是非ベースの音を追ってみてくださいね!
スチュー・ハートランド(G): ライヴでもスケール感溢れるサウンドを再現したのが彼。本編ラストの「クラウディ・ルーム」では注目されがちなツイン・ヴォーカルの2人を支えているのは俺たちだっていうところを演奏でキッチリと証明してくれました。取材で和食レストランに行ったのですが、食事では魚系のものはダメだったようで、渋谷のアイリッシュ・パブで肉汁溢れるステーキを注文していました。
マティ・クリントン(Ds): バンドで一番年下、いじられキャラが彼。「No.1エンターテイナー」とメンバー全員が口を揃える。オアシスのDVDを鑑賞するというNMEの企画では、あまりにもマティが面白すぎて見開き2ページが彼の写真だらけになってしまったそう。ライヴ終了後、関係者、メディアからも彼の堅実なドラミングは高い評価を得ていたのも忘れてはいけませんね!
来年の春にはセカンド・アルバム制作のためにスタジオ入りする予定だというザ・トゥワング。担当ディレクターは早速日本のロック・リスナーを魅了したライヴ・パフォーマンスのフィーリングをCDに何とか上手く取り入れて欲しいとバンドにリクエスト済!彼らの頭の中には著名なプロデューサーが既にいくつかあるようですが新作の完成が楽しみです!