BIOGRAPHY
THE TWANG
フィル・エスリッジ - ヴォーカル
サウンダース - ヴォーカル
ジョン・ワトキン - ベース
スチュー・ハートランド - ギター
マティ・クリントン - ドラムス
それは2006年末イギリスのミュージック・シーンでの出来事だった。その年の10月までは聞いたこともない5人編成のザ・トゥワングというバンドが、12月にはNME誌のページを飾り、日中BBC
Radio
Oneでは彼らの曲がかかっている間、何百ものバンド・サイトの掲示板や、全てとも言っていいくらいのイギリスのレコード・レーベルのA&R部署では彼らの話題でもちきりだった。レコード会社の争奪戦の末、ザ・トゥワングはB-Uniqueと2006年12月に契約を結び、「UKロック・シーンの今年の一枚」と期待されるデビュー・アルバムのレコーディングを始めた。
“フィル・エスリッジはリアム・ギャラガー(オアシス)の態度とトム・ミーガン(カサビアン)の魅力をあわせ持つ。彼が率いるザ・トゥワングは、2007年の期待の新星となる全ての準備は整っている。”
The Sun誌
フィル・エスリッジとジョン・ワトキンはバーミンガムのクイントンで育った時、幼少期から音楽の魅力に心を奪われていた。彼らが10代前半の頃、イギリスでダンス・ミュージックの波が押し寄せており、はバック・グラウンドが似ていたバンドに出会うまでしばらくギターから離れていた。地元に根ざし、フットボールに熱くなり、ロックンロールを愛し、芸術性が高いロンドンの主流ミュージック・シーンからはかけ離れた場所で腕を磨いていた。二人がオアシスを初めて聴いた時、自身のバンドを結成するという考えが確固たるものとなった。サウンダースも夢を実現させるために友人づてに招集された1人で、腕利きのロックンロール・スターになる可能性を秘めたドラマー、マティ・クリントンも続いた。1本のギターをまるで何本も奏でているようなユニークなテクニックを持つスチュー・ハートランドが2年くらい前に加わり、バンドはようやく完全なものとなった。こうしてザ・トゥワングは2004年に新しい5人構成のバンドとして誕生した。ヴォーカリスト二人擁すバンドとしてまず地元からギグを始めた。ギグ以外のことはどうでもよく、ただ生計をたてるのに唯一の方法だったが、彼らは毎回出来るだけ楽しいライブにすることによってお互いを支え合っていた。
“もし1月にデビューする数々のバンドの中で一つ覚えておくとしたら、ザ・トゥワングに違いない。