最新ポップ・アイコン、トロイ・シヴァンが1日限りの来日公演を開催。歓声が止まらない!
昨年リリースされた最新アルバム『ブルーム』が全米4位を記録し、米TIME誌が“トロイ・シヴァンは2018年の完璧なポップ・スターだ”と評し、世界各国の音楽/ファッション/カルチャー誌の表紙を飾っているシンガー・ソングライター トロイ・シヴァンが、4月24日東京の豊洲Pitで1日限りの来日公演を行った。
2016年フジロックフェスティバル以来の来日公演で、世界で大ヒットした最新アルバムのツアーということもあり、公演は早々にソールド・アウトしていた。1曲目の「セヴンティーン」が始まり、トロイがステージ上ではなくバルコニーに現れたのを観客が発見すると、絶叫に近い歓声が会場いっぱいに広がった。
「今日は僕のショーに来てくれて本当に本当にありがとう!」「美味しいご飯を食べたし、日本の人たちは本当に優しくて最高なんだ。今日は僕の想像を遥かに超えるくらいクールなのに、その上みんなが大きな声で一緒に歌ってくれて、これ以上ない幸せなことだよ!」と、久しぶりの日本公演が実現した嬉しさを伝え、曲紹介と共にライヴは進む。自分のカミングアウトの体験についての曲「ヘヴン」の時には、当時の気持ちを話し、最終的に「自分の好きなように人生を決めて、好きなように自分を変えていけると考えられて最高だなって思った。それでこの曲を作って、ツアーで世界を回って、色々な場所で披露してきた。一緒に歌ってください」と話してから曲に入った。
トロイはステージいっぱいによく動き、途中2回衣装チェンジ。ファッション界からも引っ張りだこのトロイは、何を着てもどんな姿も様になる。そして、会場をひとつにするステージングと様々なタイプの曲のクオリティ、トロイの歌唱力も、あらためて知らしめることとなった。
『ブルーム』にはアリアナ・グランデとのデュエット「ダンス・トゥ・ディス」が収録されているが、この曲も大きな歓声を集め、合唱が起こっていた。
先日アリアナ・グランデは米TIMES誌の選ぶ2019年度の「最も影響力のある100人」に選出されたが、推薦文をしたためたのはトロイだった。
トロイ・シヴァンが出演している映画『ある少年の告白』は全国で上映中。(http://www.boy-erased.jp/)
Photo: Yoshika Horita
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