東急世田谷線上町車庫で新曲発表イベント開催!中川家の礼二が応援に。
第3弾シングル「夢さがしに行こう」の発売に先がけて、7日、東京・世田谷区の東急世田谷線上町車庫で新曲発表イベントが開催された。
今度の新曲は、一番列車に乗ってひとり旅をしながら風景と出会い、人情と出会い、少しずつ大人へと成長していく20歳を迎えた徳永の未来へ向けた旅立ちの歌だ。
この日は、自他ともに認める「撮り鉄」こと鉄道マニアの彼にふさわしく電車の前で新曲イベントを行うことになったもので、試運転車両をバックに「今日は、上町車庫でイベントができることを本当にうれしく思います。世田谷線は90年の歴史がある路線です。三軒茶屋から下高井戸までの約5㌔、10駅を約20分で結んでいる路線ですが、沿線には松陰神社や豪徳寺など名所旧跡も多く、民家の間をゆったりと走り、最高速度が40㌔ぐらいというその速度感が僕は大好きです。小さくて一生懸命な姿が、旅立ちのイメージとして新曲にぴったりだなと思います。温かい人とのふれあいが描かれている曲ですので、明日への活力になればいいなと思います」と笑顔であいさつし、世田谷線散策切符を勧めるなどして愛着のある世田谷線をPR。
そこに同じ鉄道マニアの大先輩で、同郷・大阪出身の人気兄弟漫才コンビ「中川家」の礼二(43)が応援に駆けつけ、車庫内を見回しながら「すごいところで発表会をやるね」
と感心し、2人で車掌や新幹線のトイレなどのものまねを交えた楽しいトークを披露。
徳永のものまねぶりに礼二は
「徳永くんは(同じ鉄道マニアとして)なかなか手強いですね。このネタで(2人で)全国5都市は回れますね」
と笑わせたり、世田谷線のヘルメットを2人で被ったりして大盛り上がり。
そんな珍しい場所で新曲を熱唱した徳永が
「こんな試運転車両の前で歌えてすごいテンションが上がりました。デビュー曲『さよならは涙に』は水兵さん姿、セカンド・シングル『平成ドドンパ音頭』はハッピ姿で歌いまして、3枚目にしてようやくスーツが着られることになりました。いままでに較べてどんと演歌寄りの曲ですが、本当に歌いやすいですし、20歳という節目の年になっての1枚目のシングルなので大事に歌っていきたいと思います。僕には夢がたくさんありますが、一つひとつの夢に向かって頑張っていきたい。その一つは、紅白歌合戦です」
と話すと、礼二は
「紅白に出たらもちろん応援に駆けつけますよ。そのときは、歌の前に2人でちょっとしたミニコントをやりたい」
と、新曲のヒットに大きな期待を寄せていた。
その後、上町駅から世田谷線の貸切車両に乗った徳永は、車内で大はしゃぎ。上町駅から下高井戸駅まで行き、折り返して三軒茶屋駅までの車中、2両編成の車両を行ったり来たりしながら楽しそうだった。