BIOGRAPHY
十明(読み:トアカ)
2003年生まれ、現役女子大生、シンガーソングライター。
中学時代はブラスバンドにてオーボエを担当。高校生になり軽音楽部に入部。念願だったバンドを結成したものの、1年も経たずに解散。仕方なく一人で弾き語りを始める。音楽への熱い気持ちを人知れず育みながら、自室のクローゼットで撮影した弾き語り動画をTikTokに公開し始める。
オリジナル曲に加え、カバーはボカロ、邦ロック、昭和歌謡、アニソン…とジャンルを超越した個性あふれる選曲センス、楽曲によって全く違った表情を魅せる変幻自在のボーカルに、じわじわとフォロワーを増やし続ける。それらのTikTok動画がきっかけとなり、2022年春、映画『すずめの戸締まり』ボーカルオーディションに参加。未だ何色にも染まっていないまさに原石といえるその天性の才能は、野田洋次郎と新海誠監督を魅了し、その歌声は世界中に響くこととなった。
2023年7月、満を持して配信シングル「灰かぶり」にてメジャーデビュー。作詞作曲を自身で手がけ、プロデュースは野田洋次郎。同年10月には「Discord-disco」、12月には「僕だけが愛」を配信リリースし、そのソングラインティングの多才さを披露。
2024年、Spotifyが躍進を期待する次世代アーティスト「RADAR: Early Noise 2024」に選出され注目の国内新進アーティストとして注目が集まる中、既発シングル3曲に加え新曲「メイデン」「蛹」を収録した1st Digital EP「僕だけの愛」を2月23日にリリース。報われず満たされなかった青春時代の感情を原動力に、現実と虚構を往来しながら少し冷めた視線で鋭く切り取り描く、美しくも棘のある十明の音楽がいよいよ動き出した。