’03年にロックの殿堂入りが決定
エルヴィス・コステロ&ジ・アトラクションズ、ポリス、ライチャス・ブラザースが、’03年にロックの殿堂入りすることが決定しました。他に
AC/DCとザ・クラッシュの殿堂入りも発表されています。オハイオ州にあるロックの殿堂のエグゼクティヴ・ディレクターは、今回の人選について、「今回
殿堂入りしたアーティストは、’60年代のソウル、ヘヴィ・メタル、’70年代のUKパンクに至り、ロックにおける多くのジャンルに影響を与えています。
彼らの力は歴史的なパフォーマンスによりはっきり証明されています」と語りました。なお、第18回ロックの殿堂入り記念式典は’03年3月10日に、
ニューヨークのWaldorf Astoria
Hotelで開催され、この模様はVH1を通じて全米に放映される予定です。ちなみに、殿堂入りの資格が与えられるアーティストは、デビュー・シングルの
リリースから25年が経ったアーティストで、ロックの発展と継続への貢献における影響と重要性が考慮されます。
ロックの殿堂が発表した殿堂入りアーティストの紹介文は以下の通り。
エルヴィス・コステロ&ジ・アトラクションズ:ニュー・ウェイヴの時代、パンク・ロックの生々しいエネルギーを持つ次世代シンガー・ソングライ
ターとして登場。特に数多くのツアーにより、新しい音楽の象徴的な顔として影響を与えた。
ポリス:’70年代後半にブレイクした3人組は、パンクの出現以来最も大きな影響を音楽界に与えている。レゲエのグルーヴと複雑なアレンジの音楽性を持
つ。’77年から’83年までにリリースされた5枚のアルバムは絶賛され、解散するまでに無数のトップ10シングルを送り出している。
ライチャス・ブラザース:”ブルー・アイド・ソウル”という言葉で形容される音楽性を持つデュオ。2人によるヒット曲の歴史は、フィル・スペクターがプロデュースした「You’ve
Lost That Lovin’ Feelin’」で始まった。同曲はポピュラー音楽の名曲の中で最も息の長い1曲となっている。