BIOGRAPHY

The MURDERERS / ザ・マーダラーズ


プロデューサーであり、レーベルのCEOでもあるアーヴ・ゴッティをはじめ、ジャ・ルール、アシャンティ、 キャデラック・ター、ヴィータ、チャーリー・バルティモア、ロニー・バンプス、ブラックチャイルド、O-1、クリス・ブラック、 D.O.キャノン、ヤング・マークらで構成されたマーダー・インクは、現在のUSヒップホップ・シーンにおいて最も勢いのある レーベル/クルーである。

 アーヴ・ゴッティは1980年代より地元クイーンズを中心にDJアーヴとして活動。 マイク・ジェロニモやジェイ・Zのプロデュースで名を馳せた後、デフ・ジャム社長のリオ・コーエンに見出されてA&Rに就任した。 ジェイ・Z”Can I Get A…”やジャ・ルール”Holla Holla”他、フォクシー・ブラウン”Hot Spot”、DMX”What’s My Name”などの ヒット曲を手掛けることにより、プロデューサーとしても大成功を収めた彼は1999年、ジャ・ルール『イッツ・マーダー!』の リリースと共にマーダー・インクを立ち上げ、独立を果たしている。

 2000年にはマーダー・インク・クルーが結集したコンピレイション企画第1弾となるザ・マーダラーズ『マーダー・インク』をリリース、 映画『ロッキー』のテーマ曲を引用した”We Don’t Give A Fuck”が話題になった。

 2002年夏にはジャ・ルールとアシャンティの大成功を受けて第2弾『ザ・インク』を発表、 “Down 4 U”や”The Pledge”のシングル・ヒットを放っている。