BIOGRAPHY
ドゥービー・ブラザーズ / The Doobie Brothers
1970年サンホセで結成(前身バンドは1969年結成)。オリジナル・メンバーは トム・ジョンストン(G、VO)、ジョン・ハートマン(DS)、パット・シモンズ(G,VO)、デイヴ・ショーグレン(B)。1970年にはレコード契約を結び、1971年『ドゥービー・ブラザーズ・ファースト』でデビュー。1972年のセカンド・アルバム『トゥールーズ・ストリート』より「リッスン・トゥ・ザ・ミュージック」がヒット。一躍注目を集める。1973年のサード・アルバム『キャプテン・アンド・ミー』からは「ロング・トレイン・ランニン」がトップ・テン・ヒットとなり名実ともにアメリカン・ウェストコースト・ロックの代表グループとなった。1975年にはスティーリー・ダンに在籍していたジェフ・バクスターが参加してトリプル・ギターとなる。しかし、1977年にはトム・ジョンストンが脱退し、代わりにキーボード・プレイヤーのマイケル・マクドナルドが参加。彼の参加によって都会的な洗練されたサウンドを持つバンドへと変身。1978年の『ミニット・バイ・ミニット』からのシングル「ホワット・ア・フール・ビリーヴ」がグラミー賞のソング・オブ・ジ・イヤーに選ばれた。その後、洗練されたサウンドで活躍を続けたが1982年に解散。その後、1989年には初期のメンバーを中心に再結成。同年に『サイクルズ』、1991年に『ブラザーフッド』、2000年に『シブリング・ライヴァルリー』とアルバムリリースを重ね、2010年には10年振りとなる『ワールド・ゴーン・クレイジー』をリリース。2014年には自らの代表的ヒットナンバーを豪華ゲストと共演したセルフ・カバー・アルバム『サウスバウンド』をリリース。2020年にはRock & Roll Hall Of Fame(ロックの殿堂)に初ノミネートでの殿堂入りを果たし、現在に至るまで精力的に活動を続けている。