デレク・アンド・ドミノスの名盤『いとしのレイラ』全曲再現ライヴ盤をリリース!

2021.05.07 TOPICS

Tedeschi Trucks Band photographed at Lockn Music Festival in Arrington, VA on August 24, 2019 ©Jay Blakesberg

現代の世界三大ギタリストの一人、デレク・トラックス率いるテデスキ・トラックス・バンドが、デレク&・ドミノスの名盤『いとしのレイラ (Layla and Other Assorted Love Songs)』を、スペシャル・ゲストのトレイ・アナスタシオと共に全曲演奏した一回限りのライヴ・レコーディング作品をリリースすることを発表!

先行リリースされた「恋は悲しきもの(Why Does Love Got To Be So Sad?)」のライヴMVも公開!

 

テデスキ・トラックス・バンド『レイラ・リヴィジテッド』
Tedeschi Trucks Band / Layla Revisited (Live at LOCKN’) featuring Trey Anastasio

2021年7月16日リリース
2SHM-CD ¥4,070(税込価格)

♪試聴・予約はこちら

[収録曲]
(CD1)
1. アイ・ルックト・アウェイ / I Looked Away
2. ベル・ボトム・ブルース / Bell Bottom Blues
3. キープ・オン・グロウイング / Keep On Growing
4. だれも知らない / Nobody Knows You When You’re Down and Out
5. アイ・アム・ユアーズ / I Am Yours
6. エニーデイ / Anyday
(CD2)
1. ハイウェイへの関門 / Key to the Highway
2. テル・ザ・トゥルース / Tell the Truth
3. 恋は悲しきもの / Why Does Love Got to Be So Sad?  https://jazz.lnk.to/TTB_WDLGTBSSPR
4. 愛の経験 / Have You Ever Loved a Woman
5. 小さな羽根 / Little Wing
6. イッツ・トゥー・レイト / It’s Too Late
7. いとしのレイラ / Layla
8. 庭の木 / Thorn Tree in the Garden
9. アイ・アム・ユアーズ(リハーサル)/ I Am Yours (Rehearsal)*
*ボーナス・トラック

【パーソネル】
スーザン・テデスキ (g, vo)
デレク・トラックス (g)
トレイ・アナスタシオ (g, vo)
ドイル・ブラムホール2世 (g, vo)
タイラー・グリーンウェル (ds)
J.J. ジョンソン (ds)
ゲイブ・ディクソン (key, vo)
ブランドン・ブーン (b)
マイク・マティソン(vo)
マーク・リヴァース(vo)
アリシア・シャコール(vo)
ケビ・ウィリアムズ(sax)
エフライム・オーウェンズ(tp)
エリザベス・レア(tb)

プロデュース:デレク・トラックス
2019年8月24日、バージニア州アーリントン、ロックン・フェスティヴァルにてライヴ録音

 


2019年8月24日にバージニア州アーリントンで開催された「LOCKN’ Festival」でライヴ収録された本作は、トレイ・アナスタシオ(Phish)が、デレク・トラックスとスーザン・テデスキ(Gt. Vo)、さらに頻繁にコラボレートしているドイル・ブラムホール2世との超越的な音楽的結合に加え完璧な箔をつけており、スティーブン・ハイデン(Uproxx)の言葉を借りれば、「魂を破壊する嵐から命を守るシェルター」とのライヴ体験をさらに支えている。

この日、LOCKN’に来場していたファンにとって、『いとしのレイラ』の全曲演奏はまったくのサプライズだった。「テデスキ・トラックス・バンド・フィーチャリング・トレイ・アナスタシオ」というタイトルだけが発表されており、彼らが事前にリハーサルを重ねて企画した楽曲については一切触れられていなかった。

バンドは、「アイ・ルックト・アウェイ(I Looked Away)」や「ベル・ボトム・ブルース(Bell Bottom Blues)」から、アルバムの象徴的なタイトル曲まで、愛されてきた名曲を活性化させ、創意工夫を凝らしてファンに提供している。

ライヴでは「いとしのレイラ(Layla)」で締めくくったが、観客に余韻を楽しんでもらうウォークアウト・ミュージックとして、アルバム・クロージング曲「庭の木(Thorn Tree In The Garden)」のオリジナルVer.をPAシステムで流すことにした。本アルバムの最後には、デレクとスーザンのデュオで「庭の木(Thorn Tree In The Garden)」のスタジオVer.を演奏するという、歴史的な瞬間が待っている。(※日本盤にはさらにボーナス・トラックが1曲収録)

 
エリック・クラプトンとデュアン・オールマンという20世紀を代表する2人のギタリストを迎えて制作されたロック名盤『いとしのレイラ』は、偶然にもスーザン・テデスキの誕生日である1970年11月9日に発売された。その後、クリスとデビー・トラックス夫妻はこのアルバムのファンとなり、長男をデレクと名付けることになった。その後、トラックスはオールマン・ブラザーズ・バンドのメンバーとして15年間活動し、クラプトンのツアーにも参加していた。

「私がギターを弾き始めた頃には、デュアン・オールマンのスライド・サウンドに夢中になっていました。『レイラ』での彼のプレイは、今でも私にとって最高の思い出の一つです。その精神、喜び、無謀さ、そして必然性。私の父は、私と弟が寝るときにそのレコードをかけてくれて、私のDNAに深く刻み込んでくれたのです」‐ デレク・トラックス

 
バンドは、nugs.netのホーム・パフォーマンス・シリーズである「The Fireside Sessions」の趣旨に触発された定員制のライヴを行う準備を進めている。バンドにとっては2020年2月以来の本格的なライヴとなり、夏の恒例ツアー「Wheels of Soul」が来年(2022年)に延期されたことを受けたもの。6月11日フロリダ州ジャクソンビルの円形劇場デイリーズ・プレイスを皮切りに、7月末のコロラド州レッド・ロック野外劇場まで全30公演を予定している。