<レポート>“谷村新司 45th CONCERT TOUR 2017 STANDARD”最終公演
2017年10月21日(土) 東京・Bunkamura オーチャードホール
ツアー“谷村新司 45th CONCERT TOUR 2017 STANDARD”
アーティスト活動45周年を迎えた谷村新司が、東京・Bunkamura オーチャードホールにてツアー“谷村新司 45th CONCERT TOUR 2017 STANDARD”の最終公演を終えました。
ツアーは2017年5月13日(土)埼玉・サンシティ越谷 市民ホールからスタート。
追加公演となる10月29日(日)兵庫・神戸国際会館こくさいホールまで、全26公演。6月1日、“中日国交正常化45周年記念”の位置づけで行われた上海・上海大劇院での公演も含まれていました。
■主なMC
僕には二つの転機がありました。一度目は、(のちに事務所の社長となる)細川健との出会い。大阪万博の時、カナダ・パビリオンの前で、アマチュアバンドが50組くらい出たイベントの中の一つのバンドとして、“ロック・キャンディーズ”で僕が出演していました。そこから始まり、「君たちの歌をアメリカの人にも聴かせたい」と言われ、無謀なカナダ、アメリカ、メキシコをめぐる音楽の旅に出たんです。
ポップ・アーティストとして初めて、アリスで、北京でコンサートを開催しました。でも、その打ち上げの場で、通訳の学生の子に、「日本はどうして私たちに背中を向けているんですか?」と言われ、アメリカしか向いてこなかった自分に気づかされ、それを期に、アジアを歌でつないでいくことを強く意識するようになったんです。
今日は、アリスの曲を一曲もやっていません。ですが、メンバー三人が集まった席で、お互い、そろそろムズムズするね、という話をしました。
(今後のアリスの再始動を匂わせるようなMCでした…)
■演奏曲目
M0 Overture (昴)
M1 いい日旅立ち <谷村ver.>
M2 陽はまた昇る
M3 サライ
M4 22歳
M5 最後の I LOVE YOU
M6 三都物語
M7 階
M8 花
[休憩]
M9 夢の途中
M10 落陽
M11 少年時代
M12 レストランの片隅で
M13 棘
M14 忘れていいの
M15 Far away
M16 サテンの薔薇
M17 嗚呼
*新曲:特別展覧会「国宝」テーマ曲
M18 浪漫鉄道<蹉跌篇>
M19 群青
M20 流星
M21 昴
[アンコール]
M22 アデリーヌ
M23 スタンダード