ストレイテナー ホリエアツシ トリビュートアルバム発売記念イベントで トリビュート参加アーティストの楽曲をカバー!

2017.10.21 TOPICS

今週リリースとなったアニバーサリーイヤー第1弾のトリビュートアルバム『PAUSE〜STRAIGHTENER Tribute Album〜』は

iTunes総合アルバムチャート で1位を獲得し、配信チャートをも賑わせている。

 

このトリビュートアルバムの発売記念イベントが本日10月21日(土)にタワーレコード新宿店7Fイベントスペースにて行われた。

同イベントは“逆トリビュート”と題し、フロントマンであるホリエアツシがトリビュートに参加したアーティストの楽曲のカバーを披露するプレミアイベントに会場溢れんばかりに450名のファンがかけつけた。

 

演奏する前にホリエは「元々、今日のイベントは僕の我が儘でなんかやりたい!ということを伝え、渋谷がトークイベントだったため、

新宿はライブを、ただそれだけでは面白くないと思い、逆トリビュートを自ら提案したのですが、それが完全に自分の首を絞めることになりました(笑)今朝、一生懸命練習してきました!愛情を込めて、カバーして弾き語りをしたいと思います!」と会場は温かい拍手に包まれた。

 

「肩ならしとして、1曲だけストレイテナーの曲をやらせて下さい」と言い、自信の曲「彩雲」でミニライブがスタート。

肩ならしを終え、ホリエは「トリビュートのトリビュートをやりたいと思います!まずはMOEYESから!」とトリビュート盤の1曲目を担うMONOEYESの「My Instant Song」から逆トリビュートがスタートした。「MONOEYESは“ROCKSTEADY”のトリビュートをしてくれて、細美くんがストレイテナーのこの曲を特に愛してくれて、絶対に原曲を変えたくない!とほぼ原曲のままトリビュートしてくれました。細美くんが歌ってくれる“ROCKSTEADY”の音源化が何より嬉しかったです」と、細美武士とホリエアツシの絆を感じるカバーであった。

 

「この曲はみんなの力を貸して下さい!」とシンガロングを煽り、盟友ASIAN KUNG-FU GENERATIONの「Re:Re」を披露。

ホリエ自身も少し照れながらシンガロングをし、オーディエンスとの一体感が生まれた。

 

「go!go!vanillasは“おはようカルチャー”のプロデューサーを僕が務め、同じミュージシャンとして同じ目線で制作に携わることができました。」とコメントし、自身のプロデュース楽曲“おはようカルチャー”のカバーを披露。同じ九州出身という共通点もあり、ストレイテナーへのリスペクトをあえて、原曲とがらっと変える形でトリビュートしてくれた「KILLER TUNE」も是非聴いて欲しい。

 

イベントも後半戦に突入し、ここでホリエは「後輩なんですけど、態度のデカさといい、back numberの曲をやりたいと思います。

渋谷の試聴会イベントの時も、テナーの初めてトリビュート音源を聴く顔が見てみたい!というだけで、わざわざ会場まで見にきてくれました。どれだけストレイテナーのことを好きなんだ!と。“シーグラス”を見事にback numberの曲にしてくれちゃってますね。それがまた悔しいけど、好き!って思いました(笑)」と、相思相愛ぶりが伝わるMCから、back numberの冬の名曲「ヒロイン」を披露。

 

「スペースに入りきらないで、外にまでたくさんの人がいて、たまたま来られた人もいると思うのですが、

僕はただのカバーおじさんではないよ、今週トリビュートアルバムをリリースしたストレイテナーというバンドのホリエアツシです!」と、店内のお客さんにも訴えかけ、駆けつけたお客さんはもちろん、たまたま店内に居合わせた人たちをも巻き込んでいった。

 

「このまま語りながら、ギターを弾き始めたらMy Hair is Badみたいですが、そんな技術はないですよ(笑)」と笑いを誘い、

「次はACIDMAN。ACIDMANの全てを詰め込んだのが“SIXDAY WONDER”、大木くんがストレイテナーに入って、“SIXDAY WONDER”をやったこともあるけども、逆にACIDMANに僕が入って、“リピート”という曲を一緒に演ったこともあり、その“リピート”を今日は

鍵盤ではなく、ギターで披露したいと思います。」と2年前にリリースされたACIDMANの『Second line & Acoustic collectionⅡ』に収録される「リピート(Second line)feat.ホリエアツシ」を弾き語りver.として披露してくれた。

 

そして、最後の曲になりました!というホリエのMCに「えー」と残念がるオーディエンスに対し、「頑張ってる方だと思いますよ(笑)」と最後まで気さくに微笑みながらのMC。「最後はトリビュートのきっかけにもなった、大先輩 the pillows。13年前に声をかけてもらい、the pillowsのトリビュートに参加させてもらいました。数々のレジェンドアーティストたちと肩を並べ参加させていただき、ストレイテナーの未来にきっかけを、与えてくれました。その時にカバーした曲ではない曲を!恩をあだに返す感じになりますが、せっかくなので泣ける曲を、ハイブリッド レインボウ」と大先輩の名曲「ハイブリッド レインボウ」をしっかり歌い上げた。

 

最後の挨拶として、ホリエから秋から始まるBROKEN SCENE TOUR 2017 AWで

トリビュートアルバムからの懐かしい楽曲をも披露する可能性を残し、イベントは幕を閉じた。

 

たくさんの愛が詰まっている正真正銘のトリビュートアルバムはストレイテナーのアニバーサリーイヤー第1弾として、実に相応しい作品であると、今日のライブからも改めて伝わってくる名盤に仕上がった。明日は大阪・タワーレコードNU茶屋町店にて、盟友ASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文、喜多建介氏と盟友対談が行れるのでこちらもチェックして欲しい。

 

 

■逆トリビュート セットリスト

  1. 彩雲 / ストレイテナー
  2. My Instant Song / MONOEYES
  3. Re:Re: / ASIAN KUNG-FU GENERATION
  4. おはようカルチャー / go!go!vanillas
  5. ヒロイン/back number
  6. リピート / ACIDMAN
  7. ハイブリッド レインボウ / the pillows