『テン・サマナーズ・テイルズ』の30周年記念エディションがデジタル配信
1993年3月1日にリリースされたスティングのソロ4作目『テン・サマナーズ・テイルズ』にボーナス・トラック15曲を追加した27曲入りの30周年記念エクスパンデッド・エディションが、本日デジタル配信された。
ボーナス・トラック15曲は、Bサイド、リミックス、オルタネイト・ヴァージョン、ライヴ音源で、そのうち11曲は初デジタル配信となる。グラミー賞4回受賞のロバート“ヒットミキサー”オートンによってミックスされた『テン・サマナーズ・テイルズ(エクスパンデッド・エディション)』は、ドルビーアトモス音源も配信中。
アルバム・タイトルは、スティングの本名の姓(Sumner)と、ジェフリー・チョーサーの15世紀の物語集『カンタベリー物語』の登場人物の一人(the summoner)のマッシュアップ。プロデュースはヒュー・パジャム&スティング、レコーディングは英ウィルトシャー州のレイクハウス(エリザベス朝様式のカントリー・ハウス)で行われた。演奏はスティング(vo, b, har, sax)、ドミニク・ミラー(g)、デヴィッド・サンシャス(key)、ヴィニー・カリウタ(ds)、ポール・フランクリン(pedal-steel guitar)。
『テン・サマナーズ・テイルズ』はRIAA(アメリカレコード協会)でトリプル・プラチナ認定され、グラミー賞6部門ノミネート、3部門受賞。ブリット・アワードでは「最優秀ブリティッシュ男性ソロ・アーティスト」受賞。「ルーズ・マイ・フェイス・イン・ユー」、「フィールズ・オブ・ゴールド」、「セヴン・デイズ」、「シェイプ・オブ・マイ・ハート」、「ラヴ・イズ・ストロンガー・ザン・ジャスティス」、「ナッシング・バウト・ミー」とシングルが6曲もリリースされたヒット・アルバムとなった。
スティングは、イギリスとアイルランドの優れたソングライターと映像作曲家を表彰するアイヴァー・ノヴェロ賞で知られるアイヴァー・アカデミーの最高栄誉、“アカデミー・フェローシップ”が贈られることが発表された。授賞式はロンドンで5月18日に開催される。アイヴァー賞のスポンサーとなったAmazon Musicでは、最新アルバム『ザ・ブリッジ』のリード・シングル「イフ・イッツ・ラヴ」のデモ・ヴァージョンが配信中。
3月8日(水)には待望の来日公演「マイ・ソングス」 ジャパンツアー2023が広島サンプラザホールで開始する。この日はツアー・タイトルにもなっている2019年のアルバム『マイ・ソングス』の日本製造LPがリリースとなる。
■商品情報
『テン・サマナーズ・テイルズ(エクスパンデッド・エディション)』
2023年2月24日 配信リリース
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