スティングが2021年のアルバム『ザ・ブリッジ』以来となる新曲をリリース、MVも公開
グラミー賞17回受賞を誇るスティングは、新曲「アイ・ロート・ユア・ネーム(アポン・マイ・ハート)」を本日リリースし、ミュージック・ビデオも公開された。
I Wrote Your Name (Upon My Heart):
スティングとトリオ編成のバンドが「アイ・ロート・ユア・ネーム(アポン・マイ・ハート)」で解き放つのは、コンピューター科学者ゴットフリード・トゥーサン博士が“世界を征服したリズム”と呼んだリズムのバリエーションだ。このリズムの起源は西アフリカに遡り、ラテン音楽では“3-2クラーベ”と呼ばれ、ボ・ディドリーが1955年のシングル「Bo Diddley」で大々的に取り入れたことから、“ボ・ディドリー・ビート”としても知られるようになった。それは、ロック史に名を刻む最もドライヴ感溢れる名曲の多くで用いられるリズムであり、スティングの新曲「アイ・ロート・ユア・ネーム(アポン・マイ・ハート)」を駆り立てているのも、まさにこの生命力漲るビートの変形だ。
ドミニク・ミラーのギター、クリス・マースのドラム、マーティン・キーゼンバウムのオルガンという強力な布陣に支えられ、スティングが歌い、ベースとエレクトリックギターをかき鳴らす「アイ・ロート・ユア・ネーム(アポン・マイ・ハート)」は、2021年のアルバム『ザ・ブリッジ』以来の新曲。マーティン・キーゼンバウムがプロデュース、ロバート・オートンがミックス、ジーン・グリマルディがマスタリングを担当した。
この曲でスティングが唸るように歌う激しいブルージーなメロディには、命をかけるかのような決意が感じられる。3分22秒のマニフェストによって高らかに宣言されるのは、新たな3人編成バンド「ステイング3.0」の誕生と、まもなく始まる北米ツアーの開幕だ。そのツアーは、デトロイトの伝説的なフィルモア・シアターで9月17日、18日の2日間を皮切りにスタートし、11月12日、13日のLAウィルターン・シアター公演まで続く。
【リリース情報】
スティング「アイ・ロート・ユア・ネーム(アポン・マイ・ハート)」
Sting / I Wrote Your Name (Upon My Heart)
2024年9月5日配信
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