初のクリスマス・アルバムをリリース!
ジャーニーの歴代ヴォーカリストの中でも一際存在感を放つ、孤高のロック・ヴォーカリスト、スティーヴ・ペリーが自身初となるクリスマス・アルバム『The Season』をリリースした。
エンジニアとしても参加しているトム・フロワーズとの共同プロデュースにより、 ナット・キング・コールの『ザ・マジック・オブ・クリスマス』など、古くから親しまれてきたホリデー・アルバムをモチーフに、緻密なアレンジと豊かなニュアンスを持つサウンドを実現した。
「このレコードに収録されている曲はすべて、私が子供の頃に好きだったものです。 祖母が休日に素晴らしい料理を作っているときに、キッチンでいつもかけていたフィルコ社のラジオから聞こえてきたもので、私の心の中で非常に感動的な記憶となっています。私が子供の頃に初めて聴いて恋に落ちた時の気持ちを大切にして、シンプルな方法ですべてを録音したいと思いました。このクリスマス・アルバムがファンの皆さんに受け入れてもらい、皆さんの家族の一員の様になってもらいたいと願っています。」
『The Season』
1. The Christmas Song
2. I’ll Be Home For Christmas
3. Auld Lang Syne
4. Winter Wonderland
5. What Are You Doing New Year’s Eve
6. Santa Claus Is Coming To Town
7. Silver Bells
8. Have Yourself A Merry Little Christmas
スティーヴのホームスタジオで録音された本作は、ドラマーのヴィニー・カリウタ(スティング、ジョニ・ミッチェル、フランク・ザッパ)とダラス・クルーゼ(マルチ・インストゥルメンタリストで、ペリーの2018年のアルバム『トレイシズ』でも高い評価を得ている)とのコラボレーションによって生まれた。アルバムのほとんどは、ピアノ、ストリングス、アップライト・ベースなどの控えめなサウンドで表現されているが、ペリーのソウルフルなヴォーカル・ワークのおかげで、全曲とも忘れがたいインパクトを残している。
「私が伝統的な録音で最も好きなことの一つは、ロックのように迫ってくるものではなく、ただ静かに座っているだけで、あなたを招き入れてくれることです。」
「私はこれまで、あんなにシンプルに歌ったことはありませんでしたが、このような表現をこれらの曲にもたらすことは、信じられないほどスリリングなことでした。」
「アーティストにとってもリスナーにとっても、『The Season』は感情的なタイムトラベルのようなもので、精神を支え、喜びに満ちた静けさを取り戻すような思い出を直接伝えるものとなっている。「音楽はいつも、困難なときに私を救ってくれるものです。」
「このレコードを聴いた人が、これらの曲をレコーディングしたときの私と同じように、テレポートできることを願っています。大切な人との黄金の時間を取り戻し、私たちがとても必要としている喜びや人との繋がり、安らぎの感覚を与えてくれることを願っています。」