BIOGRAPHY
アメリカ、ジョージア州アトランタ出身。4歳のときにドラム・セットを与えられ、ジョージア州立大学ではジャズ・ドラムを学んだ。
卒業後1986年にロサンゼルスへ拠点を移し、ジャズ界のトップ・ピアニストであった故ジョー・サンプル及び、彼を中心に活動していたバンド“クルセイダーズ”のツアーなどへ参加。
その後1987年からはアース・ウィンド&ファイヤーに加入し話題を呼ぶと、その後スタンリー・クラーク、リー・リトナー、ブルース・ホーンズビー、アル・ジャロウ、スティーリー・ダン、ベット・ミドラー、ボズ・スキャッグスといった伝説のミュージシャン達のプロジェクトに寄与し、日本ではDREAMS COME TRUEのサポートを行うなど世界的に活躍。
そのほか1996年のスパイク・リー監督映画『Get on the Bus』へ楽曲提供したほか、映画『リーサル・ウェポンⅡ』では、エリック・クラプトンやデヴィッド・サンボーンらと劇中の音楽を制作するなど映画業界でも活躍している。
また、音楽のエンターテインメント性と学術性の両立を志すソニー・エモリーは、ジョージア州立大学、応用パーカッション学部の助教授を務めると同時に、学生達の才能を伸ばすべくプライベート・レッスンも実施。
教育機関でのみならず、YAMAHAドラムス、ZILDJIANシンバルからのエンドースを受けて、世界中のドラム専門店、音楽、楽器関連全米コンベンション等での、クリニック、マスタークラスを行ってきている。
ライヴ・コンサートやレコーディングでのバンド音楽活動を成立させていくことと同時に、音楽を通じてパーキンソン病への認識を高め、研究費用を集めるために、これまでも、著名人とのドラム・レッスン、ドラム演奏と運動神経能力の関係を説く等、全米パーキンソン財団の様々な資金調達活動を支援している。
ソロ・ワークとしては、アース・ウィンド&ファイヤーのバンド・リーダーとして活躍たモーリス・ホワイトをプロデュースに迎えた『Hypnofunk』を1996年に、2005年にはセカンド・アルバム『Love’s Pure Light』をリリースし、演奏家としてだけでなく、作曲家としても高く評価された。
そして2017年には息子のニックとナイジェル、ベースシスト=サム・シムズ、ギタリスト=ケビン・“Kev Dog”・ウォーカー、そしてヴォーカリスト=ステファニー・ペイトンという布陣で新プロジェクト“ソニー・エモリーズ・カシェー”を始動させ、ソニーがドラム、パーカッションそしてキーボードを担当した、プロジェクトによるファースト・アルバムとなる『ラヴ・イズ・ザ・グレイテスト』をリリースする。