クラシック音楽史上最高の録音、《ニーベルングの指環》2022リマスタリング版が登場!

2022.09.05 TOPICS

 
ショルティの生誕110周年・没後25周年を記念して、1958年から1965年にかけて完成させた、『ワーグナー:楽劇《ニーベルングの指環》』全曲スタジオ録音の新たなリマスター盤(全4作品)のリリースが決定。第1作目《ラインの黄金》は11月11日(金)発売。今後、《ヴァルキューレ》(12月)、《ジークフリート》(2023年3月)、《神々の黄昏》(2022年5月)と来年の5月にかけて1作品ずつリリースされる予定。

1958年、当時DECCAレーベルのプロデューサーだったジョン・カルショーが考案した、ショルティとウィーン・フィルハーモニー管弦楽団によるワーグナーの《ニーベルングの指環》の全曲スタジオ録音がスタートした。総演奏時間が15時間を超えるこの録音は、1965年に史上初の《ニーベルングの指環》の全曲スタジオ録音という快挙を遂げただけでなく、歌手、オーケストラ、演奏、全てにおいて、DECCAレーベルの総力を結集した史上最高の作品となった。

この2022年版リマスタリングは、1958年から1965年にかけて行われた録音セッション以来、DECCAの保管庫に保管されていた貴重なアナログ・マスターテープの修復プロジェクトにより実現したもの。一番古いテープで65年経過した38本のオリジナル・マスターテープの中には、編集修理や酸化膜剥離が必要なものもあったが、状態の悪いテープは、55℃で10時間焼成することで修復に成功し、24bit/192kHzの高解像度で新たにマスタリングを実施。従来の作品に比べ、細部まで鮮明に、そしてダイナミックなサウンドになっている。

今作は、日本のみシングルレイヤーSA-CD~SHM仕様、グリーン・カラー・レーベルコートでの発売。加えて、オリジナルLPジャケットをあしらった三方背ケース、歌詞対訳入りブックレット付き。「演奏史譚」を専門とする山崎浩太郎氏による連載型のオリジナル・ライナーノーツも封入される。

また、《ニーベルングの指環》の聴きどころや名場面を収録したハイライツ・アルバムから先行シングル「ヴァルキューレの騎行」が先行配信中。



 
 

『ワーグナー:楽劇《ラインの黄金》』
発売日:2022年11月11日25日 (金)
SA-CD~SHM仕様 UCGD-9088/9 定価¥9600

>> LISTEN / BUY

▼購入者特典
Amazon:メガジャケ
タワーレコード:クリアファイル(A5サイズ)

 

『The Golden Ring / 楽劇《ニーベルングの指環》ハイライツ』
発売日:2022年10月28日
※「ヴァルキューレの騎行」先行配信中

>> LISTEN / BUY

 
▼今後の発売予定
2022年12月発売予定《ヴァルキューレ》
2023年03月発売予定《ジークフリート》
2023年05月発売予定《神々の黄昏》
 
▼2022年《ニーベルングの指環》オフィシャルサイト 
http://www.soltiring.com