商品紹介
★ノルウェーのカンテレ奏者、シニッカ・ランゲランの2021年『Wolf Rune』以来2年ぶりの新作ECM8作目。
シニッカの音楽は、古風なものから実験的なものまで、その表現の弧を広げている。民俗的な形態に根ざしているが、その視野は広く、『風と太陽』では特に機知に富んだ解釈者が求められている。本作ではランゲランの新しいグループを形成。ノルウェーを代表するミュージシャンの最適な集合体でとなっている。トランペットのマティアス・アイク、サックスのトリグヴェ・セイム、ダブル・ベースのマッツ・アイレットセン、そしてドラマーのトーマス・ストレーネン、彼らはそれぞれECMのバンドリーダーであり、全員が進行中の音楽的会話にアイデアを提供し、シニッカが言うように、“彼らの素晴らしい即興ソロで物事をさらに前進させる”。
■今回シニッカは、ノルウェーで最も重要な現代作家の一人である詩人で小説家のヨン・フォッセの文章を曲のテキストにしている。フォッセは、執筆のプロセスを「耳を傾ける行為」と表現しており、彼の作品では、シニッカの「自然の神秘主義」への憧憬と共鳴するような信仰の問いと格闘している。
■本作は、2022年9月にオスロのレインボー・スタジオでレコーディングされ、2023年3月にミュンヘンのバイエルン・トンスタジオでミックスされた。
曲目
[C D]
1
Row My Ocean
2
Wind and Sun
3
It Walks and Walks
4
When the Heart Is A Moon
5
Hands That Held
6
A Child Who Exists
7
A Window Tells
8
The Love
9
Wind Song
10
A Child Who Exists (Var.)
11
Wind and Sun (Var.)
12
You Hear My Heart Come