ジャズ・ロック/ハード・フュージョン・ファン必聴の傑作完成!『プロトコルⅢ』明日発売!
ジェフ・ベック、ジューダス・プリースト、マイケル・シェンカー・グループ、ホワイトスネイク、ザ・フー、TOTO など数々のグループで活躍してきた世界最高峰のスーパー・ドラマーであり、近年は上原ひろみ ザ・トリオ・プロジェクトのメンバーとして日本でも人気を誇るサイモン・フィリップス。その彼が1989年に、作曲・編曲から全ての楽器演奏まで行って発表した最初のソロ・アルバムのタイトルが『プロトコル』だった。それから24年を経た2013年、サイモンは以前から親交のあった超絶ロック・ギタリスト、アンディ・ティモンズ(g)、そしてスティーヴ・ウェインガート(key)、アーネスト・ティブス(b)の3人と共に『プロトコルⅡ』を制作、発表(日本では2014年発売)した。久しぶりに復活した「プロトコル」の音楽的な特徴は、かつてサイモンが参加したジェフ・ベックの名盤『ゼア・アンド・ベック』に象徴されるような、エレキ・ギターを全面に押し出したジャズ・ロック/ハード・フュージョン。サイモンは同メンバーで精力的にツアーも実施、昨年5月には来日公演も行い、そのテクニカルで高度なアンサンブルによって日本のロック・ファンからジャズ・ファンまでをノック・アウトした。
このツアーを通じて、自身のプロジェクトにかなりの手ごたえと満足を感じたであろうサイモン・フィリップスが、なんと前作から2年という短いスパンで『プロトコルⅢ』を完成し、4月22日に発売する。今作も同じメンバー4人による録音だが、世界各地でのツアーを経たことにより、アルバム・サウンドはより一体感とライブ感に溢れている。テクニカルな技によるインプロヴィゼーションとアンサンブル、変拍子を含む様々なリズム・パターン、インド楽器のタブラの導入など聴きどころも満載で、サイモンに憧れるドラム・キッズを初めジャズ・ロック/ハード・フュージョン・ファンにはたまらない傑作アルバムとなった。また、“語り部”として全編でメイン・メロディを生き生きと奏でるアンディ・ティモンズ(g)は、スティーヴ・ヴァイやジョー・サトリアーニとの「G3」への参加などでも知られる達人、ギター・ヒーローだが、彼がアルバムを通じて伸び伸びと弾きまくっているのも聴きどころであり、サイモンとのコンビネーションはジェフ・ベックのかのインスト名盤をも彷彿させる。
サイモン・フィリップス『プロトコルⅢ』
【SHM-CD】【国内盤】
UCCU-1477 2,808円(税込) 2015年4月22日発売
<パーソネル>
サイモン・フィリップス(ds)
アンディ・ティモンズ(g)
スティーヴ・ウェインガート(key)
アーネスト・ティブス(b)
★2014 年、ロサンジェルス、ファントム・レコーディングスにて録音
Produced by サイモン・フィリップス