ドキュメンタリーに伴う最新ベストの日本盤が本日発売
シェリル・クロウの人生とキャリアを追ったドキュメンタリー映画『SHERYL』(監督:エイミー・スコット)が、3月11日米音楽イベントSXSWでプレミア公開され、5月6日には米テレビネットワークSHOWTIMEで放送された。これに伴い、35曲入2CDベスト・コレクション『シェリル:ミュージック・フロム・ザ・フィーチャー・ドキュメンタリー』が5月6日にリリース、そして本日5月18日に国内盤CDが発売となった。
本国アメリカで話題となっているこのドキュメンタリーに合わせて、シェリル本人も勢力的にプロモーション活動を続けており、ケリー・クラークソンが司会を務める人気番組「The Kelly Clarkson Show」でアルバムに収録された新曲の「フォーエヴァー」をパフォーマンス、人気DJハワード・スターンの番組では同じくアルバムに初収録されたザ・ローリング・ストーンズのカヴァー「リヴ・ウィズ・ミー」を披露している。
Sheryl Crow Performs ‘Forever’ On The Kelly Clarkson Show
Sheryl Crow Covers the Rolling Stones’ “Live With Me” Live on the Stern Show
アルバム『シェリル:ミュージック・フロム・ザ・フィーチャー・ドキュメンタリー』には、「イフ・イット・メイクス・ユー・ハッピー」、「ソーク・アップ・ザ・サン」、「オール・アイ・ウォナ・ドゥ」などの世界的大ヒット・シングルやライヴ・トラック、『スレッズ』(2019)収録の豪華ゲストとのデュエット曲、そして前述の2曲新曲をあわせた合計3曲の新曲が収録。
新曲の「リヴ・ウィズ・ミー」はザ・ローリング・ストーンズのカヴァー・ヴァージョンで、ミック・ジャガーがブルースハープで参加している。
Sheryl Crow - Live With Me
映画にも登場する、同じく新曲の「フォーエヴァー」はミュージック・ビデオが公開されている。
Sheryl Crow - Forever
30年に亘るキャリアにおいて、グラミー賞9回受賞、全世界アルバム売上枚数3,500万枚以上を誇るシェリル・クロウは、アメリカ音楽のアイコンである。ドキュメンタリー映画『SHERYL』は、その人生とキャリアの重要なハイライトを映し出している。性差別、年齢差別、うつ病、がん、名声の代償と戦いながら才能を発揮していく音楽キャリアを追った物語。アメリカでは公開・放送されているが、日本での公開も楽しみに待ちたい。
「私の物語を通して、人々が強さと勇気を見出してくれたら嬉しいです。何年にも亘る素晴らしい思い出の旅でした。エイミー・スコットが作った私の人生について作った美しいドキュメンタリーを誇りに思います。」(シェリル・クロウ)
Sheryl (2022) Official Trailer | SHOWTIME Documentary Film
近年、フィービー・ブリジャーズ、H.E.R.、ハイム、マレン・モリス、ロード、ササミ、ベスト・コースト、ブランディ・カーライルなど、多くの若い世代のシンガー・ソングライターがシェリルからの影響について語ったり、カヴァー・ヴァージョンを発表している。またシェリルは3月オリヴィア・ロドリゴが受賞した「ビルボード・ウーマン・オブ・ザ・イヤー」のプレゼンターを務めた。