15年ぶり待望のニュー・アルバムがリリース!
グラミー賞5回受賞、1997年のサード・アルバム『カム・オン・オーヴァー』はサウンドスキャン(全米ビルボード・チャートが使用しているセールス情報)史上“最も売れた女性アーティストのスタジオ・アルバム”であり、これを含む3枚のアルバムが連続で全米1,000万枚以上を記録しているスーパースター・アーティスト、シャナイア・トゥエイン。順調にキャリアを進めるも、ライム病を患い8年間かけて克服、2012年にライヴで復活。2002年『アップ』以来となる15年ぶり待望のニュー・アルバム『ナウ』がリリースされた。
「このアルバムを作る道程は、私の人生分の長さだったわ。一人で曲を書いていたこともあってかなり孤立していたの。その中で、私の全人生を振り返って、これまで歩んできた道と、どこに辿り着いたのかを、アルバム全体を通して伝える作品になった。私が経験してきた全てのことが、どんな風に“今”の私を作ったのか、それを表現した作品なの」とシャナイアはアルバム制作を振り返る。
ファースト・シングルとなった「ライフス・アバウト・トゥ・ゲット・グッド」は、前夫との別れに打ちのめされたシャナイアが、立ち直り、人生は好転していくと歌うポジティヴな内容。まさにシャナイアの人生。ミュージック・ビデオもそれを反映した内容となっていて、悲しみを癒そうとリゾート地に出向いたシャナイアが、カラフルなドレスに着替え、美しい海辺で“人生は今にも良くなっていく”と歌う。ドレスに着替える過程で、1999年の大ヒット・シングル「フィール・ライク・ア・ウーマン」のミュージック・ビデオの衣装を着て一瞬登場するという、ファンにとっては嬉しい発見もある。
女性カントリー・アーティストNo. 1の売上を誇り“カントリー・ポップの女王”と言われるシャナイアだが、曲やビデオでセクシーで自立した女性像を体現し、ポップ・シーンでも大成功を収め、保守的なイメージのあるカントリー・ミュージックのイメージを一新してきた。この新作でもプロデューサーにマシュー・コーマ(カーリー・レイ・ジェプセンなど)やジェイク・ゴスリング(エド・シーラン、ショーン・メンデスなど)を迎え、多様性に富んだサウンドを展開している。
それは、シャナイアに影響を受けたテイラー・スウィフトのコメントでよくわかる。「シャナイアは、カントリー・ミュージックにおけるキャリアの新しい選択肢を音楽業界に見せてくれたと思う。つまりいかに広げることができるかということを。彼女は本当に多くの要素を盛り込んで、その象徴となっていた――ファッションにインパクトがあって、セクシーで、自分が思っていることをそのまま伝えるソングライターで、ストーリーテラーで、スケールの大きいダイナミックなパフォーマー。みんなシャナイアのことが大好きだけど、それは彼女が女性も多才になれることを示したからよ」(テイラー・スウィフト)(billboard.comより)。2人は仲が良く、音楽の話をよくするそうだ。
また、この夏セカンド・アルバムをリリースした注目の三姉妹バンド ハイムも、シャナイアの曲のカヴァー演奏をラジオ番組で披露するなど大ファン。シャナイアの活躍は後続のアーティストに大きな影響と勇気を与えている。
このアルバムのツアーも発表された。2018年5月から全米ツアー46公演、9月には13年ぶりとなる全英ツアー6公演が決まっている。
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