2年ぶりの新作をリリース決定&タイトル曲「ヒューマン」先行配信!
シャイ・マエストロが2年ぶりの新作をリリース。
前作『ア・ドリーム・シーフ』が巨匠キース・ジャレットからも称賛され、世界中のメディアからも最も注目されている若手ピアニスト、シャイ・マエストロが約2年ぶりにとなる通算6枚目、ECMからのリーダー作2枚目となるアルバム『ヒューマン』をリリースすることが発表され、タイトル曲「ヒューマン」の先行配信がスタートした。
シャイ自身が「本作は自分にとってとても重要な作品で、とても誇りに思える」と語る本作は、これまで2年前にリリースされ、キース・ジャレットからも絶賛された作品『ア・ドリーム・シーフ』と同じトリオにアメリカ人トランペット奏者、フィリップ・ディザックを迎えた初のカルテット作品でシャイの広がりのあるピアニズムと差別化されたタッチは、ディザックの機敏な即興演奏へのアプローチと見事にマッチしている。
「フィリップのトランペットの演奏は、まるで人間の声が語りかけているように聞こえます」とシャイ・マエストロ。さらに「まるで車の中で秘密のギアを突然見つけたようなものです。これは全く新しい冒険であり、私は絶対的にこの演奏を愛しています。カルテットになり、誰もがより挑戦的に、より気を配るようになりました」と語っている。
また、本作でもマエストロはこれまでと同様に伝統を尊重しながら音楽を前進させており、自身のヒーローであり、音楽的影響を受けた二人、ハンク・ジョーンズとチャーリー・ヘイデンに感謝の意を込めたオリジナル「ハンク・アンド・チャーリー」、そして大ファンであるコルトレーンの演奏を参照し、同世代の友人ヴィブラフォニスト、ジョエル・ロスの演奏からもインスピレーションを受けたというジャズ・スタンダード「イン・ア・センチメンタル・ムード」なども収録している。
アルバム・タイトル『ヒューマン』は、シャイ・マエストロにとって特別な響きを持っている。「私は何年もの間、音楽を演奏してきましたが、それが人生の『上』にあるようにしようとしていました。しかし、演奏すればするほど、『上』に到達しようとする行為そのものが、そうなることを妨げているということが分かったのです。それ以降、音楽を作ることを日常の経験の一部として受け入れるようになりました。だから、『ヒューマン』に取り組むときは、それぞれの曲を書き、その世界を作った後、私は判断せずに、ただあるがままにしておくようにしました」とシャイは語る。
『ヒューマン』は、2020年2月に南フランスのスタジオ・ラ・ブイソンヌでレコーディングされ、キース・ジャレットと同じマンフレート・アイヒャーがプロデュースを担当している。
■作品情報
『ヒューマン』
デジタル:2021年1月29日(金)リリース
日本盤CD:2021年2月3日(水)リリース
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