商品紹介
●現在、シャバカがメインとして活動している3グループの中でも、彼自身のパーソナルな考えを積極的に音楽に反映しているグループ。前作“Wisdom of Elders”はシャバカが尊敬し、称賛していた南アフリカ系のジャズ・ミュージシャン・グループとのセッション・ドキュメントとして、現在のジャズ・シーンに大きな風穴を開け、衝撃をもたらした。今作も前作に引き続き、トゥミ・モゴロシなどのアフリカにルーツを持つアーティスト達が参加しており、彼らのルーツであるアフリカ文化と深く関連するアルバムに仕上がっている。シャバカ本人は本作を現在の世界中を横断する音楽の「グリオ」にしたいと話す。そのため、アルバムを通して、一つのストーリーとなっている構成で、楽曲ごとのタイトルや歌詞など細部まで注目したい一作だ。(グリオ:西アフリカに古くから残る文化で、世襲制のミュージシャンのことを指す。文字を持たない文化の中で神話や歴史を詩や歌にして後世に歌い継いできた人たち。)
●すべての作曲はシャバカ本人が担当した。本作のテーマは、我々人類の行き付く先、つまりは絶滅である。その悲劇的な未来を変えるために社会、そして個人がとるべき行動や考えについて質問を投げかけている。しかし、深いテーマを扱っているにも関わらず、シャバカの力強いテナー・サックスは開放的で、その音色に心打たれるアルバムとなっている。
曲目
[C D]
1
ゼイ・フー・マスト・ダイ
They Who Must Die
2
ユーヴ・ビーン・コールド
You’ve Been Called
3
ゴー・マイ・ハート、ゴー・トゥ・ヘヴン
Go My Heart, Go To Heaven
4
ビホールド、ザ・デシーヴァー
Behold, The Deceiver
5
ラン、ザ・ダークネス・ウィル・パス
Run, The Darkness Will Pass
6
ザ・カミング・オブ・ザ・ストレンジ・ワンズ
The Coming Of The Strange Ones
7
ビースト・トゥー・スポーク・オブ・サファリング
Beast Too Spoke Of Suffering
8
ウィー・ウィル・ワーク(オン・リディファイニング・マンフッド)
We Will Work (On Redefining Manhood)
9
ティル・ザ・フリーダム・カムズ・ホーム
’Til The Freedom Comes Home
10
ファイナリー、ザ・マン・クライド
Finally, The Man Cried
11
ティーチ・ミー・ハウ・トゥ・ビー・ヴァルネラブル
Teach Me How To Be Vulnerable
別バージョン
ウィー・アー・セント・ヒア・バイ・ヒストリー [SHM-CD]
発売日
2020.03.13
価 格
¥2,860 (税込)
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品 番
UCCI-1047