BIOGRAPHY
印象的な声。洗練された音楽。圧倒的なカリスマ性。ブラジル音楽シーンきっての伊達男、セウ・ジョルジは新世代ブラジリアン・ソウルのNo.1アーティストであり、俳優としても世界的に活躍している。
ブラジル/リオ・デ・ジャネイロ郊外出身。過酷な生い立ちの中ミュージシャンを目指しギター演奏と歌を磨き続けた。1996年サンバとファンクを融合させたバンド「ファロファ・カリオカ」を結成、フロントマンとして活躍。99年脱退。2001年『サンバ・エスポルチ・フィーノ』でソロ・デビュー。2002年、映画『シティ・オブ・ゴッド』出演。アカデミー賞主要4部門ノミネートなど高い評価を得た同作品と共にセウ自身も俳優として世界的に大ブレイク。2005年公開の映画『ライフ・アクアティック』では出演すると共に映画全編にセウの弾き語りによるD.ボウイの名曲が散りばめられ話題を呼んだ。D.ボウイはセウの歌を絶賛。2人は2004年末ライヴで共演を果たしている。
セウの音楽のルーツはサンバにある。サンバをベースにロック、ファンク、レゲエを融合、ジャンルを越えて広がるセウ・ジョルジの音楽はブラジルではブラジリアン・ポップ/サンバの革新者とも評価されており、今のブラジル音楽シーンを知る上で欠かせない重要アーティストである。