新曲「ハマースミス」配信リリース!
ドイツが世界に誇るハード・ロック・バンド、スコーピオンズが、本日新曲「ハマースミス」(Hammersmith)を配信リリースした。
5月にはヨーロッパ・ツアー開始に合わせて、最新アルバム『ロック・ビリーヴァー』(Rock Believer)のフランス限定アナログ盤のボーナス・トラック「ザ・ランゲージ・オブ・マイ・ハート」(The Language Of My Heart)を全世界配信リリースしたが、この「ハマースミス」は『ロック・ビリーヴァー』UK限定アナログ盤のボーナス・トラックである。
Scorpions – Hammersmith(Lyric Video)
“ハマースミス”は、ロンドンの同名地区にあるイベント会場。ザ・フー、クイーン、AC/DC、モーターヘッド、メタリカ、そしてスコーピオンズなどが出演してきた。
スコーピオンズの新曲は、この象徴的な音楽の場に送る賛歌であるのみならず、彼らが今なおハード・ロックに、彼らの名声のルーツに、そして本来のメタルに対してどれだけの熱意を抱いているかを示す最新の声明文でもある。ヴォーカルのクラウス・マイネ曰く、「この曲は、ロックの神殿であるハマースミス・オデオンで演れるようになることを夢見ながら最小規模のクラブで演奏していた時代に俺たちを連れ戻す」
スコーピオンズの創始者でありギタリストのルドルフ・シェンカー、ドラマーのミッキー・ディー、マグナス・アックスが書いた音楽は、作詞も担当したクラウス・マイネがスコーピオンズの優れた楽曲が持つバラード調のトーンを完璧に歌いこなすだけではなく、ロックな声もまた素晴らしいということを証明する絶好の機会を提供した。
残虐さをも感じさせる冒頭から、元モーターヘッドのドラマー、ミッキー・ディーが早くも気を吐き、そこに勢いのいいギターの音が連なって、クラウスのヴォーカルが稼働する舞台が整う。ハーモニー豊かなリフが絡み合い、攻撃的なドラミングがくり返し切り込んでくる「ハマースミス」は、このバンドの最新レパートリーの中でも非常に特別な存在だ。リード・ギタリストのマティアス・ヤプスがその楽器を見事に弾きまくりながら曲をフィナーレにもっていくところにも注目したい。クラウスが「地獄のようにロックしている!」と総括する通りだ。
スコーピオンズは8月21日から10月21日まで北米ツアー全24公演を行う。
■商品情報
「ハマースミス」
2022年8月12日配信
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