【上田交通 公園前駅遺構】
みなさま、こんにちは。プロデューサーの左衛門佐です。
本日は「上田交通 公園前駅遺構」についてお話ししたいと思います。
上田に旅行に行く時、まず上田城を訪れない人はいないと思いますが、案外、気づかれていないのがこの駅の遺構です。もともと水堀だった二の丸堀を改修したあとにつくられたのがこの駅でした。
1927年に上田温泉電氣軌道真田傍陽線の「公会堂下駅」として開設されたのがはじめです。
その後、上田交通と名前も改まり、1948年には「公園前駅」と駅名も改まりました。
お堀跡を走っていたこの電車は、上田城観光は勿論ですが、付近の中高生、通勤客の脚としても活躍した路線でした。
が、時代の変遷とともに利用客が減少、惜しまれつつ1972年に廃駅となりました。
現在も駅のプラットホームの質感がそのまま残っています。
この並木遊歩道は、春は桜、初夏は欅の緑、秋は紅葉で行きかう人々の目を釘付けにします。
みなさまも是非、次に上田城を訪れるときは駅の遺構を確認してみてください。