【大河ドラマの楽しみ方】
みなさま、こんにちは。プロデューサーの左衛門佐です。
今日は大河ドラマの楽しみ方についてお話ししたいと思います。
前回の放送のワンシーンで「紙おむつ」が映し出されたことについて、ネットで反響がおこっています。
簡単にまとめると、「あの時代にあるはずのないものが映っていた。手抜きだ」といった辛辣な批判から、
「ほほえましいじゃないですか。ドラマはドラマなのだからもっと楽しみましょうよ」といった寛容な意見まで。
こうしたいろいろな意見が出ること自体、私はとても良いことだと思っています。人の見方はそれぞれ、意見もさまざまでしょう。確かに小道具さんは時代考証に正確にならって「さらし」的なものを巻けばよかったかもしれません。
でも、このことでドラマの大筋に支障をきたしているわけでもないですし。
もっとも避けたいのは「自分の意見を他者におしつけて、他者の意見を全面的に批判する」行為です。
これだとコミュニケーションが一方通行になり何とも険悪なムードになります。
まぁ、一番最悪なケースは話題にすらのぼらないことなのですが・・・今の真田ブームではそれはないでしょうね。
今後も三谷脚本についての意見や、史実と異なる描写についていろいろなコメントが交わされると思いますが、
上記のことを念頭に良い意味でホットな場がつくれればいいなと思っています。
そして、大河はいよいよ来週放送回で秀吉が亡くなり、関が原へと向かっていくクライマックスです。
※写真は左衛門佐の甲冑です。