デビュー・アルバム『イン・ザ・ロンリー・アワー』10周年記念盤のデジタル・アルバムに追加収録された「アイム・ノット・ジ・オンリー・ワン feat. アリシア・キーズ」のMVが公開

2024.08.07 TOPICS

サム・スミスが2014年にリリースしたデビュー・アルバム『イン・ザ・ロンリー・アワー』は第57回グラミー賞で4部門を受賞、全米6xプラチナ・セールス(600万)を記録、2010年代で最も売れたデビュー・アルバムとなった。発売10周年を迎え、『イン・ザ・ロンリー・アワー(10周年記念エディション)』が8月2日リリースされた。

日本でも大ヒットしたシングル「ステイ・ウィズ・ミー ~そばにいてほしい」の再録音ヴァージョン、新曲「リトル・セイラー」、初CD化となる「アイヴ・トールド・ユー・ナウ(ライヴ)」も収録される。ジャケット写真は当時と同じ構図で新たに撮影されており、10年の軌跡を感じることができるデザインとなっている。

10周年の祝福にあたり、サム・スミスはヒット・シングルの一つ「アイム・ノット・ジ・オンリー・ワン」のアリシア・キーズとのデュエットを録音した。

6月にニューヨーク最古のゲイバーJulius’ Barで開催された2024プライド・パーティで、2人はこの曲のデュエットを披露(https://www.youtube.com/watch?v=_2_a_mzJKak)、ファンの間では公式リリースが待ち望まれていた。2人はパーティの翌日アリシアのスタジオでレコーディングを行い、「アイム・ノット・ジ・オンリー・ワン feat. アリシア・キーズ 」として、デジタル・アルバムに追加収録される形でリリースされ、ミュージック・ビデオが公開された。

Sam Smith, Alicia Keys - I’m Not The Only One (Live From Jungle City Studios, NY)

 
サム・スミスとアリシア・キーズはこのようにコメントしている。

「キャリアのスタートを再訪するのは素晴らしい経験でした。『イン・ザ・ロンリー・アワー』は音楽への最初のステップだったので、いつも誇りに思います。今アルバムを聴き返すと、古い写真を見ているような、様々な感情が入り混じりますが、このアルバムもこれらの曲を歌うことも大好きです。このアルバムは片思いをしていた時期のことを書いたものです。リアルな成長の物語です。10周年にあたり、素晴らしい才能と美しいソウルを持つアリシアと“アイム・ノット・ジ・オンリー・ワン”に新たに取り組むことができて光栄です」(サム・スミス)

「サムとこのデュエットに、そして特別な瞬間のために取り組むのは、素敵なことでした!2人のウィッシュリストにあったことなのです!とても親密なヴァイブがありました。ニューヨークにある私のスタジオで録音しました。私の息子エジプトはサムにいくつかのキーを聴かせて、もう一人の息子ジェネシスはずっとジョークを言っていました。私がピアノを弾きながら部屋で一緒に歌う、純粋な音楽です」(アリシア・キーズ)

サム・スミスは「The Pink House」(https://thepinkhousefoundation.com/)という包括的な新ブランドを立ち上げ、LGBTQIA+コミュニティの人々への支援をを目的とした慈善財団を設立中。

また、ピエール・エ・ジルが制作したサム・スミスの肖像画が、先日ロンドンのナショナル・ポートレート・ギャラリーで公開された。