BIOGRAPHY
サリフ・ケイタ / SALIF KEITA
1949年マリ出身のシンガー・ソングライター。古代マリ帝国王家の直系の子孫に当たる裕福な貴族家の生まれながら、先天的な疾患により生まれ持った白い肌は、社会から迫害とも言える差別をもたらし、一族からも追放同然の差別を受け、若年は貧しかったという。幼少期より音楽の才能を示し、ミュージシャンを志して首都バマコに移り住み、いくつかのバンドに参加すると、西アフリカ地域で一躍話題のアーティストとなる。1984年にはフランス・パリに拠点を移し、1987年にソロデビュー。アフリカの伝統音楽と現代的なサウンドを融合させた独自の音楽性で、アフリカ以外での人気を獲得し、世界中で活躍するミュージシャンとなった。