“Love Songs Ⅳ~逢いたくて 逢いたくて~”発売記念 スペシャルLive開催!! デビュー27年目にして初めてのNO演歌Live
ニュー・シングル「男の火祭り」がヒット中の演歌歌手・坂本冬美が、ニュー・アルバム「Love Songs Ⅳ~逢いたくて 逢いたくて~」(11月27日発売)を発売したのを記念して12月26日、東京・渋谷区の古賀政男音楽博物館内「けやきホール」で「Especially Night~特別な夜をあなたに~」と銘打ったスペシャルライブを開きました。
同アルバムは、2009年10月に初めてのJ-POPのカバーソングアルバム「Love Songs~また君に恋してる~」を発売し、50万枚を超える大ヒットを記録して以来、これまでに3作発売してきた「Love Songsシリーズ」の第4弾。1960年代、70年代に大ヒットした日本のポップス歌謡全12曲を彼女ならではの歌唱力とアーティストパワーでカバーした聴きごたえのある1枚。
そんな大ヒットシリーズの最新作の発売を記念して、同アルバム購入者の中から約5000通の応募の中から抽選で75組150人を無料招待する中、「いつものコンサートとはがらりと雰囲気を変えまして、大人の雰囲気で皆さまにお楽しみいただきたいと思います。まさかの『Love Songs Ⅳ』ですが、その中から選りすぐりの曲をお届けしたいと思っております」と笑顔で挨拶し、大ヒット曲「また君に恋してる」をはじめ、ニュー・アルバムから黛ジュンの「天使の誘惑」、園まりの「逢いたくて 逢いたくて」、中村晃子の「虹色の湖」、朝丘雪路の「雨がやんだら」、森山加代子の「白い蝶のサンバ」、故・島倉千代子さんの「愛のさざなみ」、故・美空ひばりさんの「真赤な太陽」、それに、ちあきなおみの「喝采」の全9曲を熱唱。昭和の懐かしい名曲の数々を新しいアレンジで歌って最後まで客席を楽しませました。
今回の会場の「けやきホール」は、4年前に同シリーズを立ち上げるきっかけの一つとなった「一人っきりのコンサート」(2009年6月、坂本の大ファンだった夫を亡くした人を勇気づけるために開催)を実施したところ。
「Love Songs Ⅳ」について「私が生まれる前から小学校1年ぐらいまでにヒットした曲を入れさせていただきました。どの曲も名曲ばかりですが、『逢いたくて 逢いたくて』は、HISで忌野清志郎さんと細野晴臣さんと3人で歌った曲でもあるので、ぜひ歌わせていただきたかったのと、ひばりさんの『真赤な太陽』は、アレンジは萩田光雄先生ですが、懐かしい歌の中にも新しいサウンドで歌っているのも聴きどころです。まさかのパート4ですが、これからも続けて出していきたいなと思っています」。
今年も大活躍の彼女は、新曲「男の火祭り」が日本レコード大賞の「優秀作品賞」に選ばれ、大みそかの紅白に25回目の出演も決まり、「この1年は本当によく働きまして、気がついたらもう1年がたっていました。来年は仕事を少しセーブして、プライベートのほうも充実させたいなと思っています」と1年を振り返っていました。