ドイツ・グラモフォン移籍第1弾、発売決定!
ベートーヴェンのスペシャリスト、ルドルフ・ブッフビンダーのドイツ・グラモフォン移籍第1弾!
ベートーヴェン生誕250年を記念した、ディアベッリ変奏曲に基づいた新しいコレクション。
ディアベッリ・プロジェクト
【MQA-CD】【UHQCD】【グリーン・カラー・レーベルコート】【生産限定盤】
UCCG-40103 [MQA/UHQCD]
2020.06.17 release
ベートーヴェンのディアベッリ変奏曲をキャリアの初期に録音したブッフビンダー。今回は11人の現代の作曲家にディアベッリの主題に基づいた変奏を委嘱してドイツ・グラモフォンに録音し、そのプログラムで演奏旅行を行う。彼の選んだ作曲家はロディオン・シチェドリン、ブレット・ディーン、マックス・リヒター、イェルク・ヴィトマン、細川俊夫、レーラ・アウエルバッハ、ブラッド・ラブマン、フィリップ・マヌリ、ヨハネス・マリア・シュタウト、クリスチャン・ヨースト、タン・ドゥン。
ブッフビンダーの新しい委嘱は、ディアベッリ変奏曲の背後にあるオリジナルのストーリーを反映している。1819年、音楽出版業者で作曲家のアントン・ディアベッリは、32小節のワルツ主題を作曲して、50人以上のオーストリアの作曲家に送り、それぞれに主題の変奏を書いてもらった。ディアベッリは、カール・ツェルニー、フランツ・シューベルト、モーツァルトの息子フランツ・クサーヴァー・モーツァルト、ヨハン・ネポムク・フンメル、わずか8歳だったフランツ・リストらから変奏を受け取った。ベートーヴェンは当初、変奏を書くことを拒否したが、4年後、ディアベッリのワルツ主題による33の変奏曲を出版社に送った。後に指揮者のハンス・フォン・ビューローが「ベートーヴェンの天才の縮図」と称賛したこの変奏曲は、ベートーヴェンにとって最後に完成した大規模なピアノ作品となった。