英ロイヤル・メール社が ロック界のレジェンド、ザ・ローリング・ストーンズの功績を称え、12種の記念切手を発売

2022.01.11 TOPICS

英ロイヤル・メール社がロック界のレジェンド、ザ・ローリング・ストーンズの功績を称え、12種の記念切手を発売

ロイヤル・メールは本日、ロック界のレジェンド、ザ・ローリング・ストーンズの60周年を記念して発売する新たな12種の切手のデザインを公開した。メインとなる8種の切手には、その輝かしいキャリアの様々な年代において、ザ・ローリング・ストーンズが世界中の会場で披露したステージの写真が使用されている。

1969年7月、イギリス ロンドン ハイドパーク公演
2019年8月、アメリカ ニュージャージー州 イースト・ラザフォード公演
1995年8月、オランダ ロッテルダム公演
1995年3月、日本 東京公演
1972年7月、アメリカ ニューヨーク公演
2014年5月、ノルウェー オスロ公演
1976年8月、イギリス ハートフォードシャー州 ネブワース公演
2017年10月、ドイツ デュッセルドルフ公演

ミニチュア・シートに使用される、残る4種の切手のうち2点にはザ・ローリング・ストーンズのメンバーの集合写真、その他の2点にはグループが長年に亘って行ってきたワールド・ツアーの数多い告知ポスターから、厳選された2点が使用される。

1960年代後半からザ・ローリング・ストーンズは”世界最高のロックンロール・バンド”と評されてきた。当初、ステージ上での紹介文句として興奮気味に使われただけだったこのフレーズは、やがて広く定着していった。もっともストーンズのメンバー自身は、謙虚にこれを否定することが多い。

しかしながらこの賛辞は伊達ではない。ザ・ローリング・ストーンズは2005年のワールド・ミュージック・アワードで、史上最高のツアー・バンドの栄冠を手にした。レコード売上は2億5千万枚に及ぶとされ、本国イギリスでは8枚のシングルと13枚のアルバムをチャートの1位に送り込んできた。受賞歴も数知れず、4つのグラミー賞や3つのMTVミュージック・アワード、9つのNMEアワードなどはその一部にすぎない。1989年にはロックの殿堂入りも果たしている。

また、バンドの結成以来、ロック史を代表するギター・リフの数々も助けとなって、彼らのシングルやアルバムからは不朽の名ロック・ナンバーが数多く生まれてきた。
2022年に記念すべき60周年を迎えるザ・ローリング・ストーンズは、2007年のビートルズ、2016年のピンク・フロイド、2020年のクイーンに続き、ロイヤル・メールが記念切手を販売した史上4番目の音楽グループとなる。

若き成功者から、齢を重ねた名士たちへと徐々に成長していった彼らだが、”クールの象徴”、あるいはロックンロールの代名詞とされるそのイメージは、現在でも些かも変わることがない。

ロイヤル・メールの広報部長 (Director of Public Affairs & Policy) のデヴィッド・ゴールドは以下のようにコメントしている。「ロック史においても、ローリング・ストーンズほど充実しスケールの大きなキャリアを歩んできたバンドは珍しい。彼らは現代の音楽を代表する象徴性と影響力があるアルバムを作り出し、それに劣らない革新的なライヴ・パフォーマンスを披露してきた」。

なお、本コラボレーションはユニヴァーサル・ミュージック・グループでブランド管理やライフスタイル部門を管轄するBRAVADO社によってまとめられた。

今回の記念切手は、本日からWebサイトおよび電話 (+44 (0) 3457 641 641) にて予約開始。
一般発売は1月20日から開始される。
http://www.royalmail.com/rollingstones