2002年のニュース
■メアリー・J. ブライジのヨーロッパ・ツアーをサポート!
Resがデビュー・アルバムをリリースしたのは昨年6月。デビュー・シングル、「ゴールデン・ボーイズ」がラジオ・ヒットとなったり、フリー・ペーパーの
表紙を飾ったりしたので記憶に残っている方も多いはず。アメリカではResの音楽がどのジャンルに属するかでプロモーションも非常に難しかったようで、ア
ルバム・リリースから約10ヶ月経った今Resが再び評価され始めた。
きっかけとなったのはセカンド・シングルの「ゼイ・セイ・ヴィジョン」で、”浮遊感が堪らない”不思議な雰囲気を持ち合わせたトラックで、このトラックの
PVがMTV
2のBuzzworthyに選ばれたのが今年2月。このPVで、フィッシュボーンのドラマー、フィッシュがまとめる3ピース・ロック・バンドを従えた
Resの姿にアメリカでの方向性が明確に表れている。マネージャーも「今年はくるぞ、Resの波が!信じろよ。」と力強い言葉を残してアメリカに戻って
いった。
そして、その直後にMCAの大先輩メアリー・J.
ブライジのヨーロッパをサポートすることが決定。4/24はロンドンで単独のショウも行うことも決定。アルバムが3月にリリースになるヨーロッパにとって
は絶好のタイミングのツアー参加となる。あのカルロス・サンタナもResにサポート・アクトのオファーを出していたらしく、そちらは日程が重なったため、
今回は実現しなかったものの、大物アーティストが次々に注目しているResの人気がまた盛り上がりそう。
EUROPEAN TOUR DATES:
4/02/2002 Valby in Copenhagen
4/03/2002 Globe Stockholm
4/06/2002 Palladium Cologne
4/07/2002 Ahoy Rotterdam Rotterdam
4/08/2002 Forest National Brussels
4/10/2002 Le Bercy Paris
4/11/2002 Liederhalle Stuttgart
4/12/2002 Columbia Halle Berlin
4/15/2002 Coliseum Munich
4/16/2002 Alcatraz Milan
4/17/2002 Hallenstadion Zurich
4/19/2002 NEC Birmingham
4/20/2002 Evening News Arena Manchester
4/23/2002 Wembley Arena London
4/25/2002 RDS - Main Hall Dublin
(2002/04/09更新)
■ロック、ポップス好きの洋楽リスナーにも聴いて欲しいセカンド・シングル
Resがブラック・ミュージックの影響を受けたのは自然の成り行きではあるが、高校時代にはロックの洗礼を受けエアロスミスなどを聴いていたという。アル
バムのヒドゥン・トラック、「セイ・イット・エニウェイ」はアルバム全体を否定してしまう位強烈なロック・トラック。プリテンダーズのクリッシー・ハイド
を彷彿させるような凄くカッコイイ・トラックに仕上がっている。アルバムが終わったと思った瞬間に始まるので、意表を突かれること請け合い。
セカンド・シングルのPVはResの音楽性を凄くうまく表現した仕上がりになっていますので是非ウェブ上でチェックして下さい。監督はthe
illmatic Gregory Dark (Xzibit, Brittany Spears, Outkast)です。
(2002/04/09更新)