ヴァイオリニスト、ルノー・カプソンがDGとの契約を発表!アルゲリッチとの共演ライヴ録音リリース決定!
フランス出身のヴァイオリニスト、ルノー・カプソンがドイツ・グラモフォンとパートナーシップ契約を結んだことが発表され、マルタ・アルゲリッチとの共演アルバムが発売されることが決定した。
ルノー・カプソンは、ソリストや室内楽奏者として第一線で活躍しているヴァイオリニストで、2013年に自身が創設したエクサン・プロヴァンスのイースター音楽祭の音楽監督、および2016年からはグシュタード冬音楽祭の音楽監督を務め、2014年からはローザンヌ高等音楽院で後進の指導にあたるなど、次世代の音楽家の支援にも力を入れている。
今回発表されたDGとのパートナーシップ契約では、カプソンとDGの共同出資により、新人・若手アーティストや作曲家の音楽を中心としたプロジェクトを企画している。カプソンが次世代のアーティストと共演する室内楽録音や、若手作曲家に委嘱した現代曲などをリリースする予定。
「ドイツ・グラモフォンとの活動を楽しみにしています。クラシック音楽の生演奏で感じられる迫力や、初めて聴いたときの感動を、新たな形で皆さんにご紹介したいと思います。また、多くの素晴らしい室内楽やオーケストラの仲間たちと協力して、今日の若い才能の踏み台になるようなプロジェクトを企画していきます。」- ルノー・カプソン
この契約を記念して発売されるアルバム『シューマン、ベートーヴェン、フランク:ヴァイオリン・ソナタ集』は、2022年4月のエクサン・プロヴァンス復活祭音楽祭での、ピアニスト、ニコラ・アンゲリッシュに捧げたリサイタルのライヴ録音。アルゲリッチが伴奏を務めるこのプログラムには、ヴァイオリンとピアノのための3つの主要な作品、シューマン、ベートーヴェン、フランクのソナタが収録されている。
アルゲリッチは11月にアルバムの曲目の一部を演奏する来日公演もを予定されている。
『シューマン、ベートーヴェン、フランク:ヴァイオリン・ソナタ集』
ルノー・カプソン、マルタ・アルゲリッチ
2022年11月18日(金)発売
MQA/UHQ-CD UCCG-45067 定価¥3,080
▽収録曲
シューマン:
1. ヴァイオリン・ソナタ第1番 イ短調 作品105
ベートーヴェン:
2. ヴァイオリン・ソナタ 第9番 イ長調 作品47 《クロイツェル》
フランク:
3. ヴァイオリン・ソナタ イ長調
ルノー・カプソン(ヴァイオリン)
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
録音:2022年4月23日 プロヴァンス大劇場(エクサン・プロヴァンス音楽祭でのライヴ録音)
■来日情報
アルゲリッチ&フレンズ ~イヴリー・ギトリスへのオマージュ、再び
2022/11/14(月) すみだトリフォニーホール 大ホール
https://www.kajimotomusic.com/concerts/2022-argerich-and-friends-2/