R.E.M.『アウト・オブ・タイム』の25周年記念盤の輸入盤が発売。日本盤は1月
R.E.M.の『アウト・オブ・タイム』の25周年記念盤の輸入盤が11月18日に発売された。日本盤は2017年1月11日に発売。1991年に発売され、当初は地味なアルバムと評価されることもありながら、ビルボード誌で全米1位を獲得。1992年2月の第34回グラミー賞で3冠。現在までに世界で900万枚以上を売上げ、その後の『オートマチック・フォーザ・ピープル』『モンスター』と続くR.E.Mの世界規模での大成功のスタートとなった傑作です。
デモ音源で構成されるCD2には19のトラックを収録。「シャイニー・ハッピー・ピープル」にケイト・ピアスン(B-52’s)がゲスト参加し、ビデオにも登場しているのは有名ですが、「ミー・イン・ハニー」でも歌うケイトのこのアルバムへの貢献がいかほど重要だったか、ケイト抜きのこのデモで明白になります。
「レコード・オブ・ザ・イヤー」と「ソング・オブ・ザ・イヤー」はナタリー・コール&ナット・キング・コール親子に譲ったものの、最優秀ビデオを受賞したシングル「ルージング・マイ・レリジョン」のデモも2ヴァージョン収録。完成に向けて鮮やかになっていく様子が垣間見えます。
ヴォーカルのマイケル・スタイプは、動画で「ルージング・マイ・レリジョン」の録音について以下のように語っている「暑くてシャツを脱いだ。1回のテイクで歌った。歌って止めて、息をして、歌った。止めたけれど、歌ったのは1回だけ。終わったら帰った。何を成し遂げたのかわからなかったけど、それは良いものだとわかった」
The Recording of “Losing My Religion”
https://youtu.be/bstc8rruyeM
REM Out Of Time Deluxe Unboxing Video
https://youtu.be/Ly8xcy80asM
R.E.M.『アウト・オブ・タイム(25周年デラックス・エディション)』
OUT OF TIME(25TH ANNIVERSARY EDITION)
R.E.M.
DISC 1
1. ラヂオ・ソング
2. ルージング・マイ・レリジョン
3. ロウ
4. ニア・ワイルド・ヘヴン
5. エンドゲーム
6. シャイニー・ハッピー・ピープル
7. ビロング
8. ハーフ・ア・ワールド・アウェイ
9. テキサーカナ
10. カントリー・フィードバック
11. ミー・イン・ハニー
DISC 2
1. ルージング・マイ・レリジョン(デモ1)
2. ニア・ワイルド・ヘヴン(デモ1)
3. シャイニー・ハッピー・ピープル(デモ)
4. テキサーカナ(デモ)
5. アンタイトルド・デモ2
6. ラヂオ~アコースティック(ラヂオ・ソング デモ1)
7. ニア・ワイルド・ヘヴン(デモ2)
8. シャイニー・ハッピー・ピープル(デモ2)
9. スロウ・サッド・ロッカー(イングリッシュ・デモ)
10. ラヂオ~バンド(ラヂオ・ソング デモ3)
11. ルージング・マイ・レリジョン(デモ2)
12. ビロング(デモ)
13. ブラックバーズ(ハーフ・ア・ワールド・アウェイ デモ)
14. テキサーカナ(デモ)
15. カントリー・フィードバック(デモ)
16. ミー・オン・キーボード(ミー・イン・ハニー デモ)
17. ロウ(デモ)
18. 40 Sec.(40セカンド・ソング デモ)
19. フレットレス(デモ1)
解説(内容)
●アメリカを代表するオルタナティヴ・ロック・バンドの代表作の25周年を記念した豪華2枚組エディション。
●オリジナルは1991年発表のバンドの通算7枚目のスタジオ・アルバム。全英・全米でともにNo.1を獲得し、全米ではプラチナ・ディスクx4(売上400万枚)に認定された。グラミー賞でも3部門を受賞。
●今回の記念盤は、貴重なデモ音源を収録したボーナスディスク付2枚組。パッケージはオリジナル・アートワークを基にしたクラムシェル・ボックス仕様。その中に2枚の紙ジャケット仕様のCDの他、折り畳み式のポスターが封入。