BIOGRAPHY
REB BEACH / レブ・ビーチ
本名:リチャード・アール・”レブ”・ビーチ (RICHARD EARL
BEACHの頭文字をとってREB。)ペンシルバニア州ピッツバーグ出身。早い頃から音楽に興味を持ち始め、独学でピアノ、ギターを演奏するようになる。
10代の頃はエアロスミスやサミー・ヘイガーらのレコードに合わせてギターをプレイしていたが、彼にもっとも影響を与えたのは、ディキシー・ドレッグスで
あり、スティーヴ・モーズであった。それまで独学でプレイしてきたレブはその後バークレー音楽学院に入学し、基本的な理論、練習を学ぶが、堅苦しい授業に
慣れず通いながらも自分自信でフュージョンスタイルのプレイをレコーディングする。そのテープは毎年開かれる”ベスト・ギタリスト・コンテスト”で最優秀
賞に選ばれると、レブはギターを持ってニューヨークへと旅立つ。
ニューヨークでの1年間で音楽業界の中で名の知れたセッション・プレイヤーとしての地位を確立、エリック・クラプトンやボブ・ディラン、ロジャー・ダルトリー、チャカ・カーン、ハワード・ジョーンズらのレコーディングに参加するようになる。その頃同じくセッション・ミュージシャンとして活動していたキッ
プ・ウィンガーと出会い、バンド「WINGER」を結成、87年にアルバム『WINGER』を発表、一躍トップ・アーティストへの仲間入りを果たし、全米
トップ40入りするシングルを発表、レブも数々の雑誌でトップ・ギタリストとしての地位を確立していく。WINGERはアルバム3枚を残して活動をストッ
プさせてしまうが、その後レブは地元ピッツバーグへ戻り、「REB BEACH
PROJECT」の名のもとにソロ・プロジェクトの構想を立てていく。そのプロジェクトではスチュワート・ハム、ウィンガー時代からの盟友ロッド・モーゲンスタイン、アンディ・ティモンズらが参加する予定であったが、長年の友人でもあるアリス・クーパーから誘いがあり、アリス・クーパー・バンドの一員とし
て3年間精力的にツアーに出る。ツアーから戻るとすぐ、ジョージ・リンチが抜けた後のドッケンからリード・ギタリストとしては当然のことながら、ドン・
ドッケンの共作者として参加して欲しいという依頼があり、アルバム『イレイス・ザ・スレイド』に参加、ファンが求めていたドッケンの音を作り上げたレブはその後もバンドの一員として活動している。
そして今年、長年の夢でもあったソロ・アルバムの制作を地元ピッツバーグで開始し、自分の総てを注ぎ込んだソロ・アルバムを発表する…