『ライヴ・アラウンド・ザ・ワールド』収録の 「愛にすべてを」フル動画公開
クイーン+アダム・ランバート『ライヴ・アラウンド・ザ・ワールド』収録の「愛にすべてを」フル動画公開!
「アダムには、僕らが彼に投げかけたものなら何でも歌える力がある」
ロジャー・テイラー
Come Back Friday @8P GMT! Queen + Adam Lambert - Somebody To Love (Isle of Wight Festival, UK, 2016)
10月2日にリリースされ、全英アルバム・チャート1位を見事獲得した、クイーン+アダム・ランバートの『ライヴ・アラウンド・ザ・ワールド』。同アルバム収録の「愛にすべてを」(原題:Somebody To Love)のフル・パフォーマンス動画が、クイーンの公式YouTubeチャンネルで今週11月6日(金)より公開される。
アルバム『ライヴ・アラウンド・ザ・ワールド』は、ロジャー・テイラー、ブライアン・メイ、アダム・ランバートの3人が、これまで世界中で行ってきた200公演以上のライヴの中から自ら選りすぐったハイライト集で、今回初めて作品化された音源(+映像)も多数収録。
『ライヴ・アラウンド・ザ・ワールド』収録の「愛にすべてを」は、2016年に開催された<ワイト島フェスティバル>で大喝采を浴びたパフォーマンスで、これはクイーン+アダム・ランバートがイギリスで初共演を果たしたフェスでもあった。彼らにとって重要な節目となったこのステージについて、アダムは「本当に特別な夜だった」と、振り返っている。
フレディ・マーキュリーが作詞・曲を手掛けた「愛にすべてを」は、クイーンが1976年に発表したアルバム『華麗なるレース』(原題:A Day At The Races)の代表曲であり、シングルとしても大ヒット。全英チャートで2位を記録し、全米チャート(ビルボード・ホット100)でもトップ20入りを果たした。「愛にすべてを」の曲作りについて、フレディは、ソウル界の伝説的スター、アレサ・フランクリンから影響を受けたことを率直に認めており、『ライヴ・アラウンド・ザ・ワールド』でのパフォーマンスでも立証されている通り、アダム・ランバートのソウルフルなゴスペル調の歌唱表現は、自己と向き合い、魂の奥底を探ろうとするさまが描かれた、複雑なヴォーカル・ハーモニーを持つこの人気曲に絶妙にマッチしている。
ヴォーカリストとしてのアダムの技量について、「アダムには、僕らが彼に投げかけたものなら何でも歌える力がある」と語るのは、ロジャー・テイラーだ。「彼に出来ないことはない。僕らの曲は壮大で芝居がかっているけれど、アダムは楽々となじんでいるよ。彼は当代随一のシンガーだと思う。彼の音域は驚異的だよ」
「クイーンの曲の中には、喉が相当強くなければ歌えない、肉体的にかなりキツいものがあるんだ」と、アダム・ランバートはいう。「例えば、”ショウ・マスト・ゴー・オン”(原題:The Show Must Go On)は間違いなく肉体的に厳しい曲だし、”リヴ・フォーエヴァー”(原題:’Who Wants To Live Forever)は物凄く振り幅が大きい。”愛にすべてを”は、本当に強烈で壮大な曲なんだ」。
「ヴォーカリストとして、クイーンの楽曲を愛している理由の一つは、彼らがとても多種多様なジャンルに挑戦しているところなんだ」と、アダムは付け加える。「おかげでライヴは毎晩、僕にとって面白く、やり甲斐があるものになっている。それを心から楽しんでいるよ」