『クイーン・フォーエヴァー 〜ベスト・オブ・ラヴソングス』11/12発売決定!
クイーンがフレディを蘇らせた
フレディのうたう新曲をフィーチャーした《クイーン・フォーエヴァー》
2014年11月12日(水)日本発売決定!!(海外発売10日)
<プレスリリース>9月19日発行
2014年11月12日日本発売されるクイーンのエキサイティングなニュー・アルバム《クイーン・フォーエヴァー》は、故フレディ・マーキュリーのヴォーカルをフィーチャーした3曲の未発表曲でスタートする。
長年、リリースが待望されていたクイーンとマイケル・ジャクソンの〈生命の証〉、《ワークス》のセッション中に着手され、だがこれまで未完成だったマーキュリー=クイーンの作品〈ユア・ハート・アゲイン〉、そしてジョルジオ・モロダーとの共作だったマーキュリー初のソロ・ヒット、〈ラヴ・キルズ〉の哀切なバラード・ヴァージョンがその3曲だ。
その他の収録曲はクイーンのヒットや有名な作品で構成され、ブライアン・メイのいう「大ヒットというよりも、ぼくらの成長をよくあらわしている曲」も数多く盛りこまれている。選曲はメイとロジャー・テイラー自身がおこない、ここに時代を超えたクイーンのラヴ・ソングの決定的なコレクションが完成した。
世界有数のロック・バンドがたどった非凡な道程を称える《クイーン・フォーエヴァー》は、20曲入りのCD、および36曲を収録したCD2枚組の拡大版としてリリースされる。
今年のはじめにメイとテイラーがマーキュリーをフィーチャーした新曲の可能性をほのめかして以来、これらの未発表曲に対する期待は高まるばかりだった。
シンガーのアダム・ランバートをフィーチャーした北米ツアーの記者会見で、メイはこう語っている。「ぼくらが長年見すごしていた曲が、まだ少し残っていてね。だから今はその作業を進めているところなんだ。フレディの声は昨日録ったようにフレッシュだよ」
この件に関するテイラーのコメントは??「まだだれも聞いたことがない、最高の新曲がいくつかある。古い曲のセレクションも、興味深いものになるだろう」
クイーンとマイケル・ジャクソンのデュエット〈生命の証〉は、フレディがクイーンの1981年のアルバム《ホット・スペース》用に書いた曲としてスタートした。バンドはバッキング・トラックをレコーディングしたものの、曲が完成することはなかった。マーキュリーはロスアンジェルスにあるマイケル・ジャクソンのホーム・スタジオを訪ね、ジャクソンの歌でこの曲をレコーディングしたが、こちらのヴァージョンも未完成に終わっている。クイーンは1984年の《ワークス》セッションでこの曲を蘇らせたが、この時もまた、完成には至らなかった。1年後の1985年、フレディ自身のヴァージョンが、彼のソロ・デビュー・アルバム《ミスター・バッド・ガイ》に収録された。今回新たに制作されたこのパワフルなバラードは、クイーンによるオリジナルのバッキング・トラックとマーキュリー、ジャクソンの個性的なヴォーカルを融合させたもので、マドンナやロビー・ウィリアムズのプロデューサーとして知られるウィリアム・オービットが、プロデュースとリミックスを手がけている。
自分の関わりについて、オービットはこう語る。「長年の知り合いだったロジャーから、この音楽的な冒険に参加しないかという電話がかかってきたんだ。
自分のスタジオではじめて聞いたときは、最高のミュージシャンたちが遺してくれた宝箱を開けたような気分だった。とくにマイケル・ジャクソンのヴォーカルは、とても鮮明で、とてもクールで、心に迫ってきた。まるでたった今、スタジオでうたっているような感じがしたんだ。ミキシングの卓でフレディのソロ・ヴォーカルを聞いたときは、彼の才能に対する畏敬の念がますます高まったよ。
クイーンのメンバー4人のミュージシャンシップは、驚異としかいいようがない。ロジャーはとてつもなくマルチな才能の持ち主で、ぼくはずっと彼に敬服してきた。ジョン・ディーコンのベース・パートは流れるようにリリカルで、どの部分にアクセントをつければいいのか、すぐに判断することができた。フレディのピアノはこの曲の音楽的なDNAをほぼ一手に担っている。ブライアンは早弾きのソロを1テイクで決め、MJとFMはその持ち味を存分に発揮して、瞬時に聞き手の背筋をゾクッとさせるんだ」
新曲の中でも最大の発見といえるのが、ブライアン・メイの作品〈ユア・ハート・アゲイン〉だろう。アルバム《ワークス》用に着手され、だが完成を見ることなく、そのまま長年のあいだ放置されていたナンバーである。〈RADIO GA GA〉や〈ブレイク・フリー(自由への旅立ち)〉と同時期の黄金時代にスタジオで一発録りされたこの完全な未発表曲は、フレディの時を超えたヴォーカルが最大の聞きものとなっており、新たにレコーディングされたギター・パートと、ブライアンとロジャーによるバッキング・ヴォーカルがフィーチャーされている。フレディが最初にヴォーカルを入れてから30年近くをへて、このスリリングな作品は、ようやくわれわれの耳に届けられることになったのだ。
3つめの新曲〈ラヴ・キルズ〉は、フレディと高名なドイツ人のプロデューサー/ソングライター、ジョルジオ・モロダーの共作曲だ。フリッツ・ラングが1927年に発表した無声映画の傑作『メトロポリス』を、新たにレストアした彩色ヴァージョンで1984年に公開したモロダーは、その際にさまざまなアーティストをフィーチャーしたサウンドトラックを制作した。〈ラヴ・キルズ〉はその収録曲で、マーキュリーがレコーディングしたハイエナジーなダンス・ヴァージョンは、1985年、彼にとって初のソロ・ヒットとなっている。だがあまり知られていない事実だが、オリジナルのトラックには、クイーンのメンバー4人が全員参加していた。アダム・ランバートをヴォーカルに迎えた今回のツアーがはじまる前に、ブライアン・メイは〈ラヴ・キルズ〉をアコースティックのバラードでやってみてはどうかと提案し、これは現在のクイーン&アダム・ランバート・ツアーにおけるハイライトのひとつとなった。ここに収められたクイーン=フレディの新たなスタジオ・ヴァージョンも、同じバラードのスタイルで制作されたものだ。クイーンのオリジナルを蘇らせ、一部でメイとテイラーが新たなギターとドラムを追加したこの曲で、フレディは彼としてもとりわけ熱のこもったヴォーカル・パフォーマンスを披露している。
こうした新曲に加えて、《クイーン・フォーエヴァー》には、1枚組、2枚組CDのいずれにも、バンドのソングライティング能力、スタジオでの実験、そして目覚ましい進歩にスポットを当てた曲が収録されている。ポップ、ロックの世界ではきわめて珍しいことに、クイーンのメンバーは、4人全員が熟練のソングライターであると同時に、すばらしく才能に恵まれたミュージシャンだった。このアルバムはそうした事実を再確認する、またとない好機となるだろう。
《クイーン・フォーエヴァー》に収められたなかで、もっとも古い曲が1974年の〈ネヴァーモア〉??もともとはクイーンがはじめて、スタジオを独自の楽器として使ったアルバム《クイーンⅡ》に収録されていた、ファンに人気の高いマーキュリー作品である。かつては毎回のようにクイーンのライヴを荘厳に締めくくり、2014年のツアーでクイーンとリード・シンガーのアダム・ランバートが復活させたパワー・バラード〈神々の業(リヴィジテッド)〉も、やはりこの年の作品だ。一方でベーシストのジョン・ディーコンが書いたアップビートな〈マイ・ベスト・フレンド〉は、クイーンのポップな側面を全面に出したナンバー。1975年の〈ボヘミアン・ラプソディ〉につづくシングルとしてリリースされたこの曲は、同年、イギリスでトップ10、アメリカでもトップ20入りを果たし、ジョン・ディーコンに初のヒット・シングルをもたらした。
1977年の〈ロング・アウェイ〉は今もなお、ブライアン・メイのリード・ヴォーカルをフィーチャーしたクイーン唯一のシングルだ。同年のB面曲〈さまよい〉は、珍しくロジャー・テイラーがギターを弾いているナンバー。クイーンはゴスペル色の濃い〈愛にすべてを〉??1992年のフレディ・マーキュリー追悼コンサートでは、クイーンとジョージ・マイケルがこの曲の忘れがたいパフォーマンスを披露した??をふくむ一連のヒットで70年代を締めくくり、1979年の全米ナンバー1ヒット〈愛という名の欲望〉、フレディ・マーキュリーがミュンヘンの風呂場でつくったエネルギッシュなロカビリー・ポップ・ソングで、意気揚々とこの10年間をあとにした。
プログレ、ゴスペル、アコースティックのバラード、エルヴィス・スタイルのロックンロール……これらの曲だけでも、1970年代におけるクイーンの多様性は、十分すぎるほど伝わってくるはずだ。しかし80年代に入ると、バンドは完全にルールブックを投げ捨て、ファンク、ハード・ロック、ソウル、純粋なポップを採り入れつつも、つねに紛れもなくクイーンでありつづけた。バンドは1980年のシングル〈プレイ・ザ・ゲーム〉ではじめてシンセサイザーを使用した。フレディは1982年のヒット〈ラス・パラブラス・デ・アモール(愛の言葉)〉の一部をスペイン語でうたい、1986年の〈愛ある日々〉には、珍しくサックスがフィーチャーされていた。アルバムを最後に完成させるのは、91年の〈輝ける日々〉や95年の〈トゥー・マッチ・ラヴ・ウィル・キル・ユー〉といったクイーン後期のヒット曲、そして1991年のモントルーにおける、フレディ・マーキューリー最後のセッション中にレコーディングされた痛切な〈ウィンターズ・テイル〉だ。
《クイーン・フォーエヴァー》は3曲の新たなレコーディングをはじめて耳にする場であると同時に、ジョン・ディーコン、ブライアン・メイ、ロジャー・テイラー、そして偉大なる故フレディ・マーキュリーの並はずれた音楽的偉業を讃える場ともなっている。未発表の3曲を聞くことで、われわれはあらためて、フレディの特異な才能に驚嘆させられるだろう。
クイーン・フォーエヴァー(永遠なれ)。永遠? だれがそういいきれるだろう? だが新曲、レア曲、そしてもっとも完成度の高い曲を集めたこの大いに聴き応えのあるアルバムは、バンドが音楽史上に押しも押されもしない地位を占めていることを、十二分に証明してくれるはずだ。そしてこのアルバムもまちがいなく、長きにわたって愛聴されることだろう。
クイーンは現在も、イギリスを代表する人気バンドのひとつだ。今年のはじめにはイギリスのオフィシャル・チャート・カンパニーによって、1981年のアルバム《グレイテスト・ヒッツ》が、イギリス史上最大のベストセラー・アルバムとして認定された。売り上げ枚数は600万枚を越え、これはイギリスの世帯のなんと3分の1が、このバンドのベスト・アルバムを所有している勘定になる。
しかも600万枚の売り上げだけでは不足だと言わんばかりに、続編の《グレイテスト・ヒッツVol.2》も、これまでにイギリスで390万枚以上を売り上げ、歴代アルバム・チャートの10位にランクされているのだ。
http://www.queenonline.com/
フレディ・マーキュリーとマイケル・ジャクソンの幻のデュエット音源「生命の証(There Must Be More To Life Than This)」が遂にCD化!!
イギリスを代表する世界的ロック・バンド、クイーンの「愛」の歌を収録した初のラヴソング集!
日本でも愛され続ける名曲“ボーン・トゥ・ラヴ・ユー”“ラヴ・オブ・マイ・ライフ”“愛にすべてを”などを網羅しつつ、世界有数のロック・バンドがたどった非凡な道程を伝えるブラアイン・メイ&ロジャー・テイラーによるベスト選曲!
《クイーン・フォーエヴァー》は、20曲入りの1CD、および36曲を収録したCD2CDとしてリリースされる。
また、ファンの間で待ち望まれていた3曲の新たなレコーディングが遂に初CD化!
■「There Must Be More to Life Than This(生命の証)」(William Orbid mix)
80年代親交のあったフレディとマイケル・ジャクソンのデュエット曲
■「Let Me in Your Heart Again(ユア・ハート・アゲイン)」
《ワークス》のセッション中に着手され、だがこれまで未完成だったマーキュリー=クイーンの作品
■「Love Kills〈ラヴ・キルズ〉」
フレディのソロとして発表されたヒット曲。フレディのソロ・ヴァージョンがジョルジオ・モロダーとの共作によるディスコ調だったのに対し、今回は新たなバラード・ヴァージョン。
★iTunes Storeでは9月末よりアルバムの先行予約がスタートする予定。(予約すると「Love Kills〈ラヴ・キルズ〉」をその場でダウンロードできます。)
Photography by Neal Preston.(C)Queen Productions Ltd.
<商品情報>
『クイーン・フォーエヴァー 〜ベスト・オブ・ラヴソングス』
1CD - ベスト選曲の1枚ものCD
■2500円(税抜) 2700円(税込)■全20曲収録 ■ジュエル・ケース ■日本語解説、歌詞・対訳付
1. ユア・ハート・アゲイン / Let Me In Your Heart Again
2. ラヴ・キルズ(バラッド) / Love Kills ? The Ballad
3. 生命の証(ウィリアム・オービッド・ミックス) / There Must Be More To Life Than This (William Orbit Mix)
4. イッツ・ア・ハード・ライフ / It’s A Hard Life
5. ベスト・フレンド / You’re My Best Friend
6. ラヴ・オブ・マイ・ライフ / Love Of My Life
7. さまよい / Drowse
8. ロング・アウェイ / Long Away
9.谷間の百合 / Lily Of The Valley
10.ドント・トライ・ソー・ハード / Don’t Try So Hard
11. ビジュウ / Bijou
12. 輝ける日々 / These Are The Days Of Our Lives
13. ラス・パラブラス・アモール(愛の言葉) / Las Palabras De Amor
14. リヴ・フォーエヴァー / Who Wants To Live Forever
15. ウィンターズ・テイル / A Winter’s Tale
16. プレイ・ザ・ゲーム / Play The Game
17. セイヴ・ミー / Save Me
18. 愛にすべてを / Somebody To Love
19. トゥー・マッチ・ラヴ・ウィル・キル・ユー / Too Much Love Will Kill You
20. 愛という名の欲望 / Crazy Little Thing Called Love
2CD-ラヴソングを網羅した2枚組CD
■3200円(税抜) 3456円(税込) ■全36曲収録 ■デジパック ■日本語解説、歌詞・対訳付
Disc 1
1. ユア・ハート・アゲイン / Let Me In Your Heart Again
2. ラヴ・キルズ(バラッド) / Love Kills ? The Ballad
3. 生命の証(ウィリアム・オービッド・ミックス) / There Must Be More To Life Than This (William Orbit Mix)
4. プレイ・ザ・ゲーム / Play The Game
5. ディア・フレンズ / Dear Friends
6. マイ・ベスト・フレンド / You’re My Best Friend
7. ラヴ・オブ・マイ・ライフ / Love Of My Life
8. さまよい / Drowse
9. テイク・マイ・ブレス・アウェイ / You Take My Breath Away
10. 永遠の翼 / Spread Your Wings
11. ロング・アウェイ / Long Away
12. 谷間の百合 / Lily Of The Valley
13. ドント・トライ・ソー・ハード / Don’t Try So Hard
14. ビジュウ / Bijou
15. 輝ける日々 / These Are The Days Of Our Lives
16. ネヴァーモア / Nevermore
17. ラス・パラブラス・デ・アモール(愛の言葉) / Las Palabras De Amor
18. リヴ・フォーエヴァー / Who Wants To Live Forever
Disc-2
1. ボーン・トゥ・ラヴ・ユー / I Was Born To Love You
2. 愛にすべてを / Somebody To Love
3. 愛という名の欲望 / Crazy Little Thing Called Love
4. 心の絆 / Friends Will Be Friends
5. ジェラシー / Jealousy
6. 愛ある日々 / One Year of Love
7. ウィンターズ・テイル / A Winters Tale
8. ‘39 / ‘39
9. マザー・ラヴ / Mother Love
10. 永遠の誓い / It’s A Hard Life
11. セイヴ・ミー / Save Me
12. メイド・イン・ヘヴン / Made in Heaven
13. トゥー・マッチ・ラヴ・ウィル・キル・ユー / Too Much Love Will Kill You
14. スウィート・シスター / Sail Away Sweet Sister
15. ミラクル / The Miracle
16. 悲しい世界 / Is This The World We Created
17. 神々の業 / In The Lap Of The Gods…Revisited
18. フォーエヴァー / Forever